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2021年版|NBAで最も年俸がアップした選手ランキングTOP10

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20231221131823

画像引用元:https://nba.rakuten.co.jp/ 

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このブログでは以前、FA選手のサラリーについて紹介しました。


NBAは新たに2021-22シーズンを迎え、サラリーが大幅にアップした選手たちがいます。

ということで今回は前年度サラリーと2021-22シーズンのサラリーを比較し、今季最も年俸がアップした選手をランキングで紹介したいと思います。



年俸のアップ率に注目したランキングも別の記事で紹介していますので、こちらも合わせてご覧下さい。





押さえておきたいポイント

"2021-22シーズン最も年俸がアップした選手"を理解するために押さえておきたいポイントはざっくりとこんな感じです。

  1. 選手の年俸はどうやって上がる?
  2. 今季最も年俸がアップしたのは?
  3. その選手の契約内容は?


ではこれらの疑問をしっかりと解決できるように、"2021-22シーズン最も年俸がアップした選手"について紹介していきます。



NBA選手の年俸アップ

まずはNBA選手の年俸アップについて改めて確認しておきましょう。

ここでは選手の年俸がアップをする主な2パターンを紹介します。


契約内での昇給

1つ目は契約内の昇給によって年俸がアップするパターン。

NBAでは選手とチームが契約を結ぶ際、基本給や契約期間と同じようにサラリーの昇給率というものを定めます。


契約期間中はこの昇給率に応じて選手の年俸が上昇していく仕組みです。

例えばブルックリンネッツのカイリー・アービングが結んでいる契約を見てみましょう。


カイリー・アービングのサラリー

 ベースサラリー ($) 
 2019-20  31,742,000
2020-21 33,329,100
2021-22 34,916,200
2022-23 36,503,300


全体で4年$136,490,600という契約を結んでいるアービングは、ご覧の通りシーズンが進むにつれて約5%ずつ年俸がアップしています。

このように複数年契約を結んでいる選手が新シーズンを迎えた場合、当然その昇給率に従って年俸はアップしているわけです。


まずはこの年俸アップのパターンを頭に入れておきましょう。

昇給率などに関しては別の記事で詳しく解説していますのでこちらも合わせてご覧下さい。




契約延長・新契約

2つ目は契約延長や新契約を結ぶ際に年俸がアップするパターン。

既存の契約を終える選手たちは、次のシーズンに向けて契約を延長したり新たな契約を結び直したりします。


前の契約期間中に素晴らしい活躍を見せた選手は、当然それに見合うだけの年俸アップも期待できるわけです。

またNBAではリーグ在籍年数などの条件によって契約できるサラリーの上限が設けられていることもあり、新たな契約を結ぶ際には以前の何倍ものサラリーに昇ることがあります。


例えばベン・シモンズの場合を見てみましょう。


ベン・シモンズのサラリー(スクロール可能)

 ベースサラリー ($) 
 2016-17  5,903,160
2017-18 6,168,840
2018-19 6,434,520
2019-20 8,113,929
2020-21 30,559,200
2021-22 33,003,936
2022-23 35,448,672
2023-24 37,893,408
2025-26 40,338,144


ルーキー契約が2019-2020シーズンに終了し、2020-21シーズンのサラリーは前年度の4倍近くにまで上昇シていることが分かります。

このようにエース級の選手が契約延長したり新たな契約を結ぶ際には、非常に大きな年俸アップが見込めるわけです。


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なので今回のランキングに入っている上位の選手は基本的に皆、契約更新や新契約で年俸が大幅にアップしたパターン。

では実際にランキングでその様子を見ていきましょう。




2021-22 年俸アップ額 TOP10

ここでは2021-22シーズンに最も年俸がアップした選手たちをランキングで紹介します。

実際の年俸アップ額や現在結んでいる契約の内容なども合わせてご覧下さい。*1 *2


第10位 Derrick White



  • 今季年俸アップ額:$12,162,287
  • 2020-21サラリー:$3,516,284
  • 2021-22サラリー:$15,678,571
  • 現在の契約内容:4年 $70,000,000


サンアントニオスパーズのデリック・ホワイトが年俸アップ額第10位に輝きました。

2017年ドラフト全体1巡目29位でスパーズに入団したホワイトは、NBA2年目からチームの中心選手として活躍。


NBAでも十分活躍できるだけの実力をしっかりと証明し、2020年12月にはスパーズと4年$70,000,000の契約延長を結びました。

2020-21シーズンは怪我の影響で苦しい1年となりましたが、スパーズの将来を担う選手として大いに期待されています。



第9位 OG Anunoby

  • 今季年俸アップ額:$12,199,214
  • 2020-21サラリー:$3,872,215
  • 2021-22サラリー:$16,071,429
  • 現在の契約内容:4年 $72,000,000


第9位はトロントラプターズOGアヌノビーです。

NBA3年目にはチームのスターターに定着し、1試合平均10.6得点5.3リバウンドの活躍を見せたアヌノビー。


リーグ屈指の3&Dとしてチームからの信頼も厚く、2020-21シーズンには4年$72,000,000の契約延長を勝ち取りました。

カイル・ラウリーが抜けて新たなスタートを切るラプターズの中心選手として、今後が非常に楽しみな選手です。



第8位 Duncan Robinson

  • 今季年俸アップ額:$13,986,139
  • 2020-21サラリー:$1,663,861
  • 2021-22サラリー:$15,650,000
  • 現在の契約内容:5年 $89,910,000


ヒートのダンカン・ロビンソンが第8位にランクインしました。

今回紹介するランキングの中で唯一のドラフト外からNBA入りした選手


オフシーズン新たに結んだ5年$89,910,000という大型契約は、ドラフト外入団選手史上最大の契約です。

彼のサクセスストーリーについては別の記事で詳しく紹介していますので、こちらも合わせてご覧下さい。




第7位 Gary Trent Jr



  • 今季年俸アップ額:$14,336,139
  • 2020-21サラリー:$1,663,861
  • 2021-22サラリー:$16,000,000
  • 現在の契約内容:3年 $51,840,000


続いて第7位にはラプターズゲイリー・トレントJrが登場です。

2020-21シーズンの途中にノーマン・パウエル絡みのトレードでラプターズへ移籍したトレントJrは、1試合平均16.2得点3.6リバウンドと期待以上の数字をマークしました。


制限付きFAとなった今季オフシーズンにラプターズ3年$51,840,000の契約に合意。

ドラフト2巡目指名から大型契約を掴み取りました。



第6位 Jarrett Allen

  • 今季年俸アップ額:$16,090,098
  • 2020-21サラリー:$3,909,902
  • 2021-22サラリー:$20,000,000
  • 現在の契約内容:5年 $100,000,000


クリーブランドキャバリアーズジャレット・アレンが第6位にランクインしています。

キャブス移籍後はキャリアハイの1試合平均13.2得点9.9リバウンドとチームに適応したアレン。


多彩な若手ガード選手が揃うキャブスは、将来を担うインサイドプレーヤーとしてアレンと5年$100,000,000の大型契約を結びました。

2021年ドラフト全体3位指名で入団したビッグマンのエバン・モブリーとどのように共演するのかが今後の注目ポイントです。



第5位 Jayson Tatum



  • 今季年俸アップ額:$18,206,380
  • 2020-21サラリー:$9,897,120
  • 2021-22サラリー:$28,103,500
  • 現在の契約内容:5年 $163,000,300


第5位はボストンセルティックスのジェイソン・テイタムです。

オールスター2回選出の金メダリストが第5位というのは意外に感じるかも知れません。


というのも彼は2017年ドラフト全体3位指名ですのでルーキー契約時点でサラリーが既に高く、その分だけ契約延長時の年俸の上げ幅は少なくなっています。

年俸アップ額では第5位となっていますが、テイタムが結んだ5年$163,000,300の契約は同期選手の中でも最大の契約です。




第4位 John Collins

  • 今季年俸アップ額:$19,362,698
  • 2020-21サラリー:$4,137,302
  • 2021-22サラリー:$23,500,000
  • 現在の契約内容:5年 $125,000,000


第4位はアトランタホークスのジョン・コリンズです。

移籍の可能性も囁かれていたコリンズでしたが、ホークスと5年$125,000,000の長期契約を結ぶこととなりました。


ちなみに彼もジェイソン・テイタムやジャレット・アレンとおなじく2017年ドラフト組

昨年2020-21シーズンは彼らのルーキー契約最終年でしたので、この後のランキングにも2017年ドラフトから大型契約を勝ち取った選手たちが続きます。



第3位 De'Aaron Fox



  • 今季年俸アップ額:$20,003,873
  • 2020-21サラリー:$8,099,627
  • 2021-22サラリー:$28,103,500
  • 現在の契約内容:5年 $163,000,300


第3位は2017年ドラフト1巡目全体5位指名のディアロン・フォックスです。

彼もテイタムと同じく2020-21シーズンに5年$163,000,300の契約延長に合意しています。


これは往年のスター選手クリス・ウェバーを抜き、サクラメントキングス史上最大の契約とのこと。

名実ともにキングスの将来を担う選手となったフォックスは、低迷するチームを2006年以来のプレーオフに導くことが出来るのでしょうか。



第2位 Donovan Mitchell

  • 今季年俸アップ額:$22,907,999
  • 2020-21サラリー:$5,195,501
  • 2021-22サラリー:$28,103,500
  • 現在の契約内容:5年 $163,000,300


ユタジャズのドノバン・ミッチェルが第2位にランクイン。

オールスター2年連続選出と今やリーグ屈指の選手としてチームを牽引するミッチェルは、5年$163,000,300の契約を結んでいます。


ジャズは同時期にルディ・ゴベアとも5年$205,000,000の契約を締結。

この強力な二人がチームにいる限り、ジャズがウェスタンカンファレンスの驚異になることは間違いありません。



第1位 Bam Adebayo



  • 今季年俸アップ額:$22,988,008
  • 2020-21サラリー:$5,115,492
  • 2021-22サラリー:$28,103,500
  • 現在の契約内容:5年 $163,000,300


今季最も年俸がアップしたのはマイアミヒートのバム・アデバヨです。

その額なんと$22,988,008と第10位のデリック・ホワイトの倍近く年俸がアップしていることになります。


強力なビッグマンがひしめき合うイースタンカンファレンスでも、一際高い身体能力を発揮するアデバヨはそれだけの市場価値があるわけです。

カイル・ラウリーを獲得し悲願のNBAチャンピオンを目指す2021-22シーズンのヒートで、彼がどのような活躍を見せてくれるのか今後も注目したいと思います。


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今回紹介したTOP10以下のランキングもまとめました。

興味がある方はこちらの一覧表もご覧下さい。


2021-22 年俸アップ額(スクロール可能)

選手 年俸アップ額 2021-22 2020-21
1 Bam Adebayo  $22,988,008   $28,103,500  $5,115,492
2 Donovan Mitchell $22,907,999 $28,103,500 $5,195,501
3 De'Aaron Fox $20,003,873 $28,103,500 $8,099,627
4 John Collins $19,362,698 $23,500,000 $4,137,302
5 Jayson Tatum $18,206,380 $28,103,500 $9,897,120
6 Jarrett Allen $16,090,098 $20,000,000 $3,909,902
7 Gary Trent Jr $14,336,139 $16,000,000 $1,663,861
8 Duncan Robinson $13,986,139 $15,650,000 $1,663,861
9 OG Anunoby $12,199,214 $16,071,429 $3,872,215
10 Derrick White $12,162,287 $15,678,571 $3,516,284
11  Giannis Antetokounmpo  $11,816,812 $39,344,900  $27,528,088 
12 Jonathan Isaac $10,037,435 $17,400,000 $7,362,565
13 Kyle Kuzma $9,437,822 $13,000,000 $3,562,178
14 Devonte Graham $9,336,139 $11,000,000 $1,663,861
15 Lauri Markkanen $8,959,401 $15,690,909 $6,731,508
16 Josh Hart $8,508,841 $12,000,000 $3,491,159
17 Reggie Jackson $8,052,907 $10,384,500 $2,331,593
18 Talen Horton-Tucker $7,982,019 $9,500,000 $1,517,981
19 Damian Lillard $7,717,947 $39,344,900 $31,626,953
20 Lonzo Ball $7,600,869 $18,604,651 $11,003,782
21 Luke Kennard $7,453,447 $12,727,273 $5,273,826
22 Rudy Gobert $7,318,719 $34,844,000 $27,525,281
23 Spencer Dinwiddie $7,188,809 $18,642,857 $11,454,048
24 Monte Morris $6,725,367 $8,449,074 $1,723,707
25 Doug McDermott $6,416,667 $13,750,000 $7,333,333
26 Alex Caruso $5,850,000 $8,600,000 $2,750,000
27 Derrick Rose $5,762,194 $13,445,120 $7,682,926
28 Bradley Beal $5,750,355 $34,502,129 $28,751,774
29 Jrue Holiday $5,405,322 $32,431,333 $27,026,011
30 Richaun Holmes $5,379,150 $10,384,500 $5,005,350
31 Reggie Bullock $5,336,000 $9,536,000 $4,200,000
32 Kawhi Leonard $4,965,800 $39,344,900 $34,379,100
33 Norman Powell $4,651,290 $15,517,242 $10,865,952
34 Cameron Payne $4,522,989 $6,500,000 $1,977,011
35 Markelle Fultz $4,211,303 $16,500,000 $12,288,697
36 TJ McConnell $4,000,000 $7,500,000 $3,500,000
37 Paul George $3,894,558 $39,344,970 $35,450,412
38 Nerlens Noel $3,800,000 $8,800,000 $5,000,000
39 Hamidou Diallo $3,536,139 $5,200,000 $1,663,861
40 Alec Burks $3,536,000 $9,536,000 $6,000,000
41 Khem Birch $3,338,501 $6,350,000 $3,011,499
42 Kendrick Nunn $3,336,139 $5,000,000 $1,663,861
43 Daniel Theis $3,280,351 $8,280,351 $5,000,000
44 Torrey Craig $3,199,195 $4,878,049 $1,678,854
45 Bruce Brown $3,072,241 $4,736,102 $1,663,861
46 James Harden $3,055,920 $44,310,840 $41,254,920
47 John Wall $3,055,920 $44,310,840 $41,254,920
48 Furkan Korkmaz $2,866,834 $4,629,630 $1,762,796
49 Russell Westbrook $2,852,332 $44,211,146 $41,358,814
 50  David Nwaba $2,825,997 $4,650,000 $1,824,003




まとめ

今回は2021年NBAで最も年俸がアップした選手たちをランキングで紹介しました。

来季以降もまた注目していきたいと思います。




最後に

「特集記事」というカテゴリーではNBAの様々なトピックについて投稿していますので是非覗いてみてください。

「特集記事」カテゴリーの記事一覧




(参考)
https://www.spotrac.com/
https://hoopshype.com/salaries/



*1:ここで紹介するランキングや契約内容などはhttps://www.spotrac.com/及びhttps://hoopshype.com/salaries/を元に筆者が独自に集計したもの

*2:ランキングは記事作成時点で2021-22シーズンのサラリーが判明している選手のみ集計