レブロン・ジェームズの息子として知られるブロニー・ジェームズ。
彼は現在大学生でありながら、すでにプロアスリート以上の大金を稼ぎ出しています。
ということで今回の記事では、ブロニー・ジェームズが学生時代に結んだ契約について解説したいと思います。
スポンサー契約の内容やNIL評価額なども詳しく見ていきましょう。
押さえておきたいポイント
"ブロニー・ジェームズが学生時代に結んだ契約"を理解するために押さえておきたいポイントはざっくりとこんな感じです。
ではこれらの疑問をしっかりと解決できるように、"ブロニー・ジェームズが学生時代に結んだ契約"について紹介していきます。
ブロニー・ジェームズについて
まずはブロニー・ジェームズについて紹介します。
大きな話題となったNIL評価額なども見ておきましょう。
レブロン・ジェームズの長男
- 身長:193cm
- 体重:95kg
- 高校:シエラキャニオン・スクール
- 大学:USC(南カリフォルニア大学)
ブロニー・ジェームズは、NBAの歴史において最も偉大な選手の一人と言われるレブロン・ジェームズの長男であり、自身もバスケットボールの才能に恵まれた有望選手です。
2004年10月6日にオハイオ州クリーブランドで生まれたブロニーは、幼少期から父親の影響を受けてバスケットボールに親しんできました。
そんなブロニーは高校時代にカリフォルニア州の名門シエラキャニオン・スクールに通い、全米トップクラスの選手として注目を集めます。
マクドナルド・オール・アメリカンにも選出されるなど多くの賞を獲得したブロニーは、2023年に強豪USC(南カリフォルニア大学)に進学し、現在はNBA入りに向けて着実に歩みを進めている最中です。
NIL評価額は高校生で約10億円
世界中のバスケファンから注目を集めるブロニーは、高校生ながら既に様々な企業と契約を結んでいます。
まだ学生であるブロニーが企業との契約を結べているのは、「NIL契約」と呼ばれる新しい制度が開始されたためです。
NIL(Name・Image・Likeness)契約とは、アメリカの大学スポーツにおいて選手が自分の名前・イメージ・肖像権を商業利用することができる契約のこと。これまでアマチュアスポーツの選手は大学や協会からの報酬を受け取ることがでなかったが、2021年にNIL契約が認められたことで選手自身が自分の影響力を活かして収入を得ることができるようになった。
ブロニーはInstagramやTikTokなどのSNSで1200万人以上のフォロワーを持ち、世界中のスポーツファンから大きな注目を集めているため、NIL契約でも学生アスリートとしては異例の金額を稼ぐことが見込まれています。
アメリカの情報サイト『On3』が算出したデータによると、ブロニーのNIL評価額は記事作成時点で580万ドル(約8億7000万円)。
名前 | NIL評価額 | 競技 | |
---|---|---|---|
1 | Bronny James | 8億7000万円 | 男子バスケ |
2 | Shedeur Sanders | 7億0500万円 | フットボール |
3 | Livvy Dunne | 5億2500万円 | 女子体操 |
4 | Arch Manning | 4億2000万円 | フットボール |
5 | Travis Hunter | 3億4500万円 | フットボール |
6 | Quinn Ewers | 2億8500万円 | フットボール |
7 | Angel Reese | 2億5500万円 | 女子バスケ |
8 | Jalen Milroe | 2億4000万円 | フットボール |
9 | Carson Beck | 2億2500万円 | フットボール |
10 | Evan Stewart | 2億1000万円 | フットボール |
ちなみに高校時代、ブロニーのNIL評価額は720万ドル(約10億円)とも推定されていました。
そこから少し評価額は減少しましたが、依然として世界で最も稼げる学生アスリート選手であることに変わりはありません。
では実際にそのNIL契約で、ブロニーはどんな契約を結んでいるのでしょうか。
次はブロニーがこれまでに結んできた契約についてまとめて紹介します。
\ NBA Rakutenが無料!/楽天モバイルのキャンペーンを見る
ブロニーが学生時代に結んだ契約まとめ
NIL評価額No.1のブロニーは、世界的なブランドと実際にNIL契約を結んでいます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
PSD Underwear
ブロニーは、2022年2月にアンダーウェアブランドのPSD Underwear(PSDアンダーウェア)とNIL契約を結びました。
PSD Underwearはアスリートフレンドリーなアンダーウェアとして定評があるブランドで、ジミー・バトラーやトレイ・ヤングなどのNBAスターともパートナーシップを結んでいます。
契約のリリースにおいてブロニーは「覚えている限りずっとPSD Underwearを着用してきた」とも語っており、今回の契約を非常に喜んでいるそうです。
ブロニーモデルのボクサーパンツは国内通販サイトでも発売されていますので、ファンの方はそちらを是非チェックしてみて下さい。
Nike
ブロニーは、2022年10月にスポーツブランド最大手のNIke(ナイキ)ともNIL契約を結びました。
父レブロン・ジェームズと2003年に契約を結んだNikeは、それ以来ジェームズ家と非常に深い関係にありますので、息子ブロニーとNIL契約を結ぶのも自然な流れと言えそうです。
具体的な契約内容は明らかにされていないものの、ブロニーのNIL評価額の大半を占めるのがこのNikeとの契約だと言われています。
レブロンはこれまでに「Nike LeBron XX」など数多くのシグネチャーモデルをリリースしてきましたが、ブロニーがNikeからシグネチャーモデルを発売するかにも注目です。
Beats by Dre
ブロニーは、2022年12月にヘッドフォンメーカーのBeats by Dre(ビーツ・バイ・ドクター・ドレー)ともNIL契約を結んでいます。
Beats by Dreは2008年にレブロン・ジェームズを初のアスリートアンバサダーとして起用したブランドであり、その14年後にブロニーを初の高校生アスリートアンバサダーとして迎え入れました。
Beats by Dreとの契約のときに話題になったのが、レブロンとブロニーが共演したCM。
赤ちゃんの頃のブロニーを抱くレブロンや、バイオリンのリサイタルなど、ジェームズ家のプライベート映像とともに2人の絆を感じさせる映像がとても感動的です。
Klutch Sports
ブロニーは、2022年12月にエージェント会社のKlutch Sports(クラッチ・スポーツ)ともNIL契約を結んでいます。
Klutch Sportsはレブロン・ジェームズの長年の友人であるリッチ・ポールが設立した会社で、NBAのスター選手を数多く顧客として抱えている大手エージェント会社です。
ちなみにこのときブロニーだけでなく、弟のブライス・ジェームズ(当時15歳)もKlutch SportsとNIL契約を結びました。
将来的にはブライスの方が選手として大成するのではないかとも言われていますので、今後の2人の活躍に注目しておきましょう。
最後に
「まとめ」カテゴリーでは他にもバスケに関してまとめた記事を投稿していますので是非覗いてみてください。
*1:ここで紹介するデータは記事作成時点のhttps://www.on3.com/nil/rankings/player/nil-100/から抜粋したものです。