2023年9月 追記
NBA Rakutenのプラン改定により「LEAGUE PASS(月額)の料金改定」「LEAGUE PASS(シーズン)の新規販売終了」「BASIC PASS(月額)の新規販売終了」が発表されました。当記事には旧プランの情報が記載されていますのでご注意下さい。
このブログでは以前、2019-20シーズンのBASIC PASSについて検証した記事を投稿しています。
早いもので気が付けば2020-21シーズンもあっという間に過ぎ去っていきました。
ということで今回は、2020-21シーズンのBASIC PASSで配信された全試合を詳しく検証していきたいと思います。*1
押さえておきたいポイント
"2020-21シーズンのBASIC PASS"を理解するために押さえておきたいポイントはざっくりとこんな感じです。
- NBA Rakutenって?
- どんなサービスなの?
- BASIC PASSって?
- 2020-21の配信状況は?
- どのチームが多く配信された?
- どうやって契約するの?
- 何かキャンペーンはある?
ではこれらの疑問をしっかりと解決できるように、"2020-21シーズンのBASIC PASS"について紹介していきます。
NBA Rakuten
まずはNBA Rakutenの基本的な概要を確認しておきます。
BASIC PASSについても改めて見ておきましょう。
NBA Rakutenとは
NBA Rakutenとはその名の通り楽天が運営しているNBA配信サービスです。
2018-19シーズンまでは『Rakuten TV』というプラットフォームでNBAの試合など配信していましたが、2019-20シーズンから新たにNBA専用のサービスをリリース。
それが『NBA Rakuten』です。
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BASIC PASS
NBA Rakutenには主に2つの視聴プランがあります。
以前はTEAM PASSというプランもありましたが、2021年5月をもって提供が終了となりました。
視聴プラン 比較表 (スクロール可能)
BASIC PASS | LEAGUE PASS | |
---|---|---|
特徴 | リーズナブルな お任せプラン |
全コンテンツが 使える万能プラン |
視聴可能試合 | 毎週7試合程度 | NBA全30チームの 全試合視聴可能 |
料金 | 月額 990円 | 月額 2,970円 シーズン 21,780円 |
Live配信 | ○ | ○ |
見逃し配信 | ○ | ○ |
NBA TV | ○ | ○ |
ロング ハイライト |
× | ○ |
ショート ハイライト |
○ | ○ |
コミュニティ | ○ | ○ |
チャット機能 | ○ | ○ |
ダウンロード | ○ | ○ |
同時視聴数 | 1台 | 2台 |
BASIC PASSではNBA Rakutenオススメの試合が毎日1試合配信されます。
日本人選手の試合や注目のマッチアップが中心なので、どの試合を観ればいいのか分からないという方にもオススメ。
さらにBASIC PASSはリーズナブルな月額990円。
最近NBAに興味を持った方、試しにNBAの試合を観てみたいという方にうってつけのプランとなっています。
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では実際のところ、BASIC PASSではどういった試合が配信されているのでしょうか。
次は2020-21シーズンにBASIC PASSで配信された全試合から、その中身を詳しく検証していきます。
2020-21の全試合を検証
今回は2020-21シーズンにBASIC PASSで配信された全試合を集計し、どのチームが多く配信される傾向にあるのかを検証しました。
プレシーズン
まずはプレシーズンの配信状況を見ていきます。
全チームのBASIC PASS配信数を順番に並べてみるとこんな感じです。
プレシーズン 配信数(スクロール可能)
チーム | 試合数 | BASIC PASS 配信数 |
---|---|---|
Toronto Raptors | 3 | 2 |
Washington Wizards | 3 | 2 |
Golden State Warriors | 3 | 2 |
Los Angeles Clippers | 3 | 2 |
Los Angeles Lakers | 4 | 2 |
Sacramento Kings | 4 | 2 |
Brooklyn Nets | 2 | 1 |
Detroit Pistons | 4 | 1 |
Milwaukee Bucks | 3 | 1 |
Charlotte Hornets | 4 | 1 |
Miami Heat | 2 | 1 |
Phoenix Suns | 4 | 1 |
Dallas Mavericks | 3 | 1 |
Houston Rockets | 4 | 1 |
Boston Celtics | 2 | 0 |
New York Knicks | 4 | 0 |
Philadelphia 76ers | 2 | 0 |
Chicago Bulls | 4 | 0 |
Cleveland Cavaliers | 4 | 0 |
Indiana Pacers | 3 | 0 |
Atlanta Hawks | 4 | 0 |
Orlando Magic | 4 | 0 |
Denver Nuggets | 3 | 0 |
Minnesota Timberwolves | 3 | 0 |
Oklahoma City Thunder | 3 | 0 |
Portland Trail Blazers | 4 | 0 |
Utah Jazz | 3 | 0 |
Memphis Grizzlies | 4 | 0 |
New Orleans Pelicans | 2 | 0 |
San Antonio Spurs | 3 | 0 |
今季プレシーズンは合計49試合が行われ、BASIC PASSでは毎日1試合程度が配信されました。
そのうち配信数が最も多かったのはラプターズ、ウィザーズ、ウォーリアーズ、クリッパーズ、レイカーズ、キングスです。
やはり日本人選手の所属している2チームは上位に入っています。
また日本でも人気の高いレイカーズ、ウォーリアーズといったチームも多く配信される傾向にあるようです。
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プレシーズンの配信状況を見る限り、BASIC PASSでは日本人選手の所属チームや人気チームが多く配信されそうな感じ。
次はメインとなるレギュラーシーズンを見ていきましょう。
レギュラーシーズン
BASIC PASSではレギュラーシーズン中に142試合が配信されました。
それらをチーム別に順位付けすると以下の通りです。
レギュラーシーズン 配信数(スクロール可能)
チーム | 試合数 | BASIC PASS 配信数 |
---|---|---|
Washington Wizards | 72 | 28 |
Los Angeles Lakers | 72 | 26 |
Golden State Warriors | 72 | 23 |
Toronto Raptors | 72 | 21 |
Milwaukee Bucks | 72 | 16 |
Los Angeles Clippers | 72 | 15 |
Brooklyn Nets | 72 | 13 |
Boston Celtics | 72 | 12 |
Portland Trail Blazers | 72 | 12 |
Phoenix Suns | 72 | 11 |
Miami Heat | 71 | 10 |
Utah Jazz | 72 | 10 |
Dallas Mavericks | 72 | 10 |
Philadelphia 76ers | 72 | 9 |
New Orleans Pelicans | 72 | 9 |
Houston Rockets | 72 | 7 |
New York Knicks | 72 | 6 |
Atlanta Hawks | 72 | 6 |
Cleveland Cavaliers | 72 | 5 |
Charlotte Hornets | 72 | 5 |
Denver Nuggets | 72 | 5 |
Oklahoma City Thunder | 72 | 5 |
Memphis Grizzlies | 72 | 5 |
Indiana Pacers | 72 | 3 |
Minnesota Timberwolves | 72 | 3 |
Chicago Bulls | 72 | 2 |
Detroit Pistons | 72 | 2 |
Orlando Magic | 72 | 2 |
San Antonio Spurs | 72 | 2 |
Sacramento Kings | 72 | 1 |
BASIC PASSは主にNBAを最近見始めた方を対象としたプランですので、注目度の高いチームの試合を中心に配信する傾向にあります。
これまでの数シーズンを振り返るとBASIC PASSでは「日本人所属チーム」「日本で人気のチーム」「プレーオフ進出有力チーム」が多く配信されてきました。
2020-21シーズンもやはり八村選手が所属するウィザーズは28試合、渡邊選手が所属するラプターズは21試合配信。
次いで日本でも人気の高いレイカーズやウォーリアーズ、優勝候補として注目されていたバックスやクリッパーズが上位に入っています。
NBAに最近興味を持った方、まだNBAにあまり詳しくない方にとっては、こういった注目の試合が多く配信されるのは嬉しいポイントです。
その一方で注目度の低いチームのゲームはほとんど配信されないというのも事実。
今季レギュラーシーズン中に1〜2試合しか配信されていないチームがいくつかあります。
ちなみにその1〜2試合というのも、ウィザーズやレイカーズといった注目チームとの対戦試合です。
なのでシーズンの戦況を満遍なく見たい方、NBA全体の動きを把握しておきたい方にはBASIC PASSは向いていないかもしれません。
BASIC PASSはあくまで「NBAへの入り口」であるということをしっかり押さえておきましょう。
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プレーオフ
続いてはプレーオフです。
ここではカンファレンスセミファイナルまでの合計82試合を集計します。
プレーオフ 配信数(スクロール可能)
チーム | 試合数 | BASIC PASS 配信数 |
---|---|---|
Milwaukee Bucks | 15 | 12 |
Atlanta Hawks | 16 | 10 |
Los Angeles Clippers | 18 | 10 |
Phoenix Suns | 15 | 10 |
Brooklyn Nets | 12 | 8 |
Philadelphia 76ers | 12 | 6 |
Denver Nuggets | 10 | 5 |
Utah Jazz | 11 | 4 |
Washington Wizards | 7 | 3 |
Memphis Grizzlies | 7 | 3 |
Boston Celtics | 6 | 2 |
New York Knicks | 5 | 2 |
Indiana Pacers | 2 | 2 |
Miami Heat | 4 | 2 |
Portland Trail Blazers | 6 | 2 |
Los Angeles Lakers | 7 | 2 |
Dallas Mavericks | 7 | 2 |
Charlotte Hornets | 1 | 1 |
Golden State Warriors | 2 | 1 |
San Antonio Spurs | 1 | 1 |
プレーオフに関してはプレーイントーナメントの有無や勝敗によっても試合数が異なるため、一概にこの表だけで判断することは出来ません。
ただプレーオフも各チームの配信数に大きな差があることは紛れもない事実です。
BASIC PASSでは先述の通り毎日1試合配信ですので、多くの試合が同日開催されるプレーオフ序盤は注目試合でさえ配信されないこともあります。
実際今季はウィザーズやレイカーズといった人気チームの試合も半数以上がLEAGUE PASS限定配信でした。
プレーオフ期間中は特に、こういった配信状況を確認しておきましょう。
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カンファレンスファイナル・NBAファイナル
カンファレンスファイナルとNBAファイナルについては、BASIC PASSでも全試合が視聴可能でした。
ただしライブ配信での視聴は出来ず、見逃し配信限定での視聴となっています。
普段から試合を見逃し配信で視聴する方にとっては特に問題ありません。
ただNBAファイナルをLIVEで観たいという方からすると厄介です。
ちなみにこのカンファレンスファイナルとNBAファイナルの配信ですが、2019-20シーズンは「奇数試合のみライブ視聴可能」2020-21シーズンは「全試合見逃し配信のみ」という形に改定されました。
つまりBASIC PASSの視聴権限は毎年少しずつ縮小されているわけです。
シーズン最終盤の熱戦をライブ配信で観たいという方は、この辺りのポイントもしっかりと押さえておきましょう。
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