NBAのスーパースターであり、史上最高のシューターとして知られるステフィン・カリー。
そんなカリーは、これまでにどれくらいの年俸を受け取っているのでしょうか?
ということで今回の記事では、カリーの年俸推移について解説したいと思います。
過去の契約内容なども詳しく見ていきましょう。
押さえておきたいポイント
"ステフィン・カリーの年俸"を理解するために押さえておきたいポイントはざっくりとこんな感じです。
- ステフィン・カリーはどんな選手?
- いくら稼いでいるの?
- NBAでの年俸推移は?
- どんな契約を結んできたの?
- 契約金額は日本円でいくら?
ではこれらの疑問をしっかりと解決できるように、"ステフィン・カリーの年俸"について紹介していきます。
ステフィン・カリーについて
まずはカリーについて改めて見ておきましょう。
これまでの経歴や収入事情についてまとめました。
これまでの経歴
- NBAチャンピオン:4回
- ファイナルMVP:1回
- シーズンMVP:2回
- シーズン得点王:2回
- オールスター選出:10回
2009年ドラフトの全体7位指名で、ゴールデンステート・ウォリアーズへと入団したステフィン・カリー。
1年目からオールルーキーファーストチームに選出され、これまでに4度のNBAチャンピオン、2度のシーズンMVPなど数々の栄誉を獲得してきました。
カリーは史上最高のシューターとも称されており、2021-22シーズンには3ポイントシュート成功数の歴代記録を更新しています。
その実力は今なお衰えることを知らず、キャリア15年目のシーズンもリーグトップ選手として活躍中です。
生涯収入は2,000億円以上
カリーの凄さはバスケットボールの成績だけではありません。
彼がこれまでに稼いできた年俸もまたNBA史上最高クラスで、生涯収入は2,000億円以上にのぼると報じられています。
この金額の中で大きな割合を締めているのが、スポーツブランド「アンダーアーマー」とのスポンサー契約による収入です。
2013年からアンダーアーマーと契約しているカリーは、同ブランドと生涯契約を結ぶことが予想されており、その契約では合計10億ドル(1,500億円)近くの金額を受け取る見込みとのこと。
現在はアンダーアーマーから自身のブランドである「カリーブランド」も設立していて、これまでに様々なシグネチャーモデルのシューズが発売されています。
カリーも着用する「Curry 11」や「Curry 2 Low FloTro」などは日本でも人気ですので、ファンの方は是非チェックしてみて下さい。
ステフィン・カリーの年俸推移
スポンサー収入で合計10億ドル(1,500億円)近く稼ぐカリーですが、もちろん選手としての年俸もNBA史上最高クラスの金額です。
次はカリーの年俸推移を見てみましょう。*1
ステフィン・カリーの年俸推移(スクロール可能)
年俸額 | $1=150円 | |
---|---|---|
2009-2010 | $2,710,560 | 4億0700万円 |
2010-2011 | $2,913,840 | 4億3700万円 |
2011-2012 | $2,508,901 | 3億7600万円 |
2012-2013 | $3,958,742 | 5億9400万円 |
2013-2014 | $9,887,642 | 14億8300万円 |
2014-2015 | $10,629,213 | 15億9400万円 |
2015-2016 | $11,370,786 | 17億0600万円 |
2016-2017 | $12,112,359 | 18億1700万円 |
2017-2018 | $34,682,550 | 52億0200万円 |
2018-2019 | $37,457,154 | 56億1900万円 |
2019-2020 | $40,231,758 | 60億3500万円 |
2020-2021 | $40,491,877 | 60億7400万円 |
2021-2022 | $45,780,966 | 68億6700万円 |
2022-2023 | $48,070,014 | 72億1100万円 |
2023-2024 | $51,915,615 | 77億8700万円 |
合計 | $354,721,977 | 532億0800万円 |
グラフの通り、カリーの年俸は2017-18シーズンから大幅に増加していることが分かります。
これはカリーが2017年にNBA史上初となるスーパーマックス契約を結んだからです。
その結果カリーは2017-18シーズンにNBA年俸ランキング第1位の選手となり、そこから現在に至るまで7年連続でNBA年俸ランキング第1位に君臨し続けることとなりました。
さらにカリーはこの先のシーズンに関しても契約を締結していて、実際は2025-26シーズンまでNBA年俸ランキング第1位が続く見込みです。
次はそんなカリーの契約について詳しく見ていきましょう。
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ステフィン・カリーの契約まとめ
これまでにカリーはNBAで様々な契約を結んできました。
歴代の契約はこちら。*2
ステフィン・カリー 歴代契約(スクロール可能)
期間 | 総額 | $1=150円 | |
---|---|---|---|
2009〜2012 | 4年 | $12,700,262 | 19億0500万円 |
2013〜2016 | 4年 | $44,000,000 | 66億0000万円 |
2017〜2021 | 5年 | $201,158,790 | 301億7400万円 |
2022〜2025 | 4年 | $215,353,664 | 323億0300万円 |
スーパーマックス契約など、非常に高額な契約が並んでいます。
それぞれの契約について詳しく見てみましょう。
2009〜2012
- 期間:4年
- 総額:$12,700,262(19億0500万円)
カリーがNBAで最初に結んだのは、ルーキー契約というものです。
ドラフト1巡目指名でNBA入りした選手は、指名順位が高いほど契約金額が高くなる契約を結びます。
カリーは2009年のドラフト1巡目7位指名でNBA入りしましたので、4年$12,700,262(19億0500万円)の契約を結びました。
この年のルーキーの中では7番目に契約な金額とはいえ、リーグ全体で見るとまだまだ低い金額に収まっているとも言えます。
2013〜2016
- 期間:4年
- 総額:$44,000,000(66億0000万円)
NBAデビューからの4年間に規定の成績を残した選手は、他の同期選手よりも大きな契約を結ぶことが可能です。
ただカリーは2011-12シーズンの大半を怪我で欠場したこともあり、4年$44,000,000(66億0000万円)という将来のMVP選手にしては控えめな契約に合意しています。(※ 同期のブレイク・グリフィンは5年$94,538,626の契約を締結)
当時はこの契約内容ですらウォーリアーズにとってかなりリスクのある契約だと批判されており、カリーの度重なる怪我が不安視されていました。
しかしカリーの契約をこの内容に抑えたことが、後のファイナルMVPアンドレ・イグダーラ獲得に繋がり、NBAを席巻するウォーリアーズ旋風へと繋がっていくことになります。
2017〜2021
- 期間:5年
- 総額:$201,158,790(301億7400万円)
ウォーリアーズをNBAチャンピオンへと導き、2015年から2年連続でシーズンMVPに輝くなど、この契約を結ぶ頃にはNBAの顔として大活躍を続けていたカリー。
その結果、2017年7月に5年$201,158,790(301億7400万円)という当時NBA史上最高額の契約を締結しました。
これはいわゆるスーパーマックス契約と呼ばれるもので、シーズンMVP獲得などの厳しい条件を達成した選手にのみ許される契約です。
NBAでスーパーマックス契約が規定されたのが2017年からですので、カリーはNBAにおけるスーパーマックス契約の第1号ということで当時大きな話題になりました。
2022〜2025
- 期間:4年
- 総額:$215,353,664(323億0300万円)
すでに3度のNBAチャンピオンに輝いていたNBAのスーパースターは、2021年にウォーリアーズとの契約延長に合意しました。
これの契約は4年$215,353,664(323億0300万円)で、カリーが38歳になる2025-26シーズンまで続く見込みです。
選手としてはキャリア終盤に差し掛かっているカリーですが、おそらく40歳頃までプレーするのではないかと言われています。
カリーはこのままウォーリアーズで引退したいと語っていますので、次の契約にも注目しておきましょう。
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最後に
「まとめ」カテゴリーでは他にもNBAに関してまとめた記事を投稿していますので是非覗いてみてください。
(参考)
https://www.spotrac.com/
https://www.investopedia.com/steph-curry-net-worth-8404117
https://bleacherreport.com/articles/1391383-stephen-curry-contract-extension-is-risky-business-for-golden-state-warriors
https://www.nba.com/news/four-more-years-stephen-curry-finalizes-215m-extension-with-warriors
*1:ここで紹介する金額はhttps://www.spotrac.com/のデータを基にしています。
*2:ここで紹介する金額はhttps://www.spotrac.com/のデータを基にしています。