NBAグッズを集めているファンの方であれば、公式のNBAストアを使ってみたいと思ったことが一度はあるはずです。
ただ海外からグッズを購入するとなると、配送にかかる送料や日数が気になって躊躇してしまうかもしれません。
ということで今回の記事では、実際にNBAストアで買い物をしている筆者が「NBAストアの買い方・送料・お届け日数」などを紹介したいと思います。
関税についても詳しく見ていきましょう。
押さえておきたいポイント
"NBAストア"を理解するために押さえておきたいポイントはざっくりとこんな感じです。
- そもそもNBAストアって?
- 商品はどこから届くの?
- 国内のショップでおすすめは?
- 送料はいくらかかるの?
- 配送にかかる日数は?
- 海外通販は関税がかかるの?
- NBAストアのメリットは?
- NBAストアのデメリットは?
ではこれらの疑問をしっかりと解決できるように、"NBAストア"について紹介していきます。
NBAストアについて
そもそもNBAストアとは一体どんな店なのでしょうか。
まずは「NBA Store Japan」の概要を詳しく見ておきましょう。
そもそもNBAストアとは
NBAストア(NBA Store)とは、その名の通りNBAの公式オンラインストアのことです。
公式ユニフォーム・オフィシャルアパレル・バスケットボールグッズなど、NBAに関連した製品を世界中のバスケットボールファンに向けて提供しています。
NBAストアは世界180ヶ国以上に展開されており、日本向けの「NBA Store Japan」というストアも。
日本向けのNBAストアでは、国内のスポーツショップや通販サイトでは取り扱っていないような最新グッズや国内未発売商品も販売されています。
また日本限定のキャンペーンやセールが開催されることもありますので、NBAグッズをお得に購入したい方は是非チェックしておいて下さい。
商品は海外から発送される
そんな日本向けにも展開されているNBAストアですが、注文した商品は海外(イギリス)から発送されます。
なので、お買い物の際には以下の点に注意が必要です。
海外の通販サイトから商品を購入する際には、まず配送の日数について確認しておかなければいけません。
楽天市場などの国内ストアと違って配送に時間がかかりますので、商品の到着までかなり焦らされることを覚悟しておきましょう。
また海外通販では、送料や関税というのもネックになります。
注文する内容によって差はありますが、商品代金に数千円の追加費用がかかると思っておいて下さい。
すぐに商品が欲しい方、送料や関税が気になる方は、NBAグッズを取り扱っている国内ストアがおすすめです。
NBAグッズが買える国内ストア
海外のNBAストアだけでなく、日本国内にもNBAグッズが買えるお店が存在します。
中でも特に有名な5つのストアをまとめました。
・楽天スポーツゾーン
楽天スポーツゾーンは、日本で最も有名なNBAグッズ取扱店の一つです。
NBAとスポンサーシップを結んでいる楽天グループの公式ストアですので、NBA公式グッズを正規の価格で購入することができます。
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楽天スポーツゾーンを見る
・Fanatics 公式ストア
Fanatics(ファナティクス)は、NBA・NFL・MLBなどの公式スポーツライセンス商品を取り扱う世界的企業です。
2023年7月にFanatics楽天公式ストアがオープンしたことによって、海外から手軽に早くNBA公式グッズを購入できるようになりました。
- 種類豊富な公式NBAグッズを販売
- 商品は海外から発送される
- 関税・輸入消費税を負担してくれる
- 送料は全国一律770円
- 配送におよそ2週間ほどかかる
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Fanatics公式ストアを見る
・NIKE 公式ストア
ユニフォームやNBA選手モデルのバッシュを購入するなら、NIKE公式ストアがおすすめです。
楽天スポーツゾーンやFanatics公式ストアに比べると品揃えは劣りますが、人気選手のユニフォームなどが半額以下の値段で販売されることもあります。
- 公式ユニフォーム・バッシュを販売
- アパレルグッズも取り扱い
- 3,980円以上で送料無料に
- 配送の目安は約2~4日ほど
- 人気商品が半額以下で買えることも
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ナイキ公式ストア
・スーパースポーツゼビオ
大手スポーツショップでNBAグッズを取り扱う店といえば、スーパースポーツゼビオが有名です。
スーパースポーツゼビオではNBA公式グッズやシグネチャーモデルのバッシュなどを取り扱っており、NBA関連の珍しいグッズが販売されることもあります。
- 公式ユニフォーム・バッシュを販売
- 珍しいグッズが取り扱われる場合も
- 3,980円以上で送料無料に
- 商品によっては当日配送も可能
- 各ショッピングサイトに出店中
・セレクション
セレクション(SELECTION)は、国内最大級のアメリカンメジャースポーツ専門店です。
国内未発売のNBAグッズなどを多数取り揃えており、在庫さえあれば最新のグッズを翌日に配送してもらうこともできます。
これらの国内ストアであれば、高額な送料や関税はかかりません。
手軽にNBAグッズを購入したい方というは、上記の国内ストアを利用してみて下さい。
実際にNBAストアで買い物してみた
ではここから、NBAストアで買い物をするときの流れを実際の画像付きで解説していきます。
送料・配送にかかった日数・関税などを詳しく見てみましょう。
渡邊雄太の新ユニフォームが欲しい
まずは購入するNBAグッズ選びから。
今回は日本代表戦に着ていく、渡邊雄太選手の新しいユニフォームを購入します。
ただこのときはまだサンズとの契約を発表した直後でしたので、公式のNBAストアでも渡邊選手の新ユニフォームが発売されていませんでした。
それでも今すぐ欲しいという場合にはカスタムがおすすめです。
カスタムの方法は非常に簡単で、入れたい名前と背番号を指定するだけでOK。
これならルーキーやマイナーな選手のユニフォームも購入することができます。
あとは他の商品と同様に、カートに入れて購入手続きへと進みましょう。
送料は配送方法によって異なる
購入する商品が決まったら次はお会計です。
カートページを開いて「お会計に進む」をタップして下さい。
ご購入手続きのページでは、お届け先の住所を入力します。
既にNBAストアのアカウントをお持ちの方は、ここでログインをしておきましょう。
続いては配送方法の指定です。
NBAストアには2つの配送方法があり、それぞれ送料や配送にかかる日数などが異なります。
NBAストア 配送方法(記事作成時点)
標準配送 | エクスプレス配送 | |
---|---|---|
日数 | 10〜20日 | 2〜5日 |
送料 | 1,250円 | 6,305円 |
追跡番号 | なし | あり |
重量制限 | 2kg未満 | - |
寸法制限 | 60×60×60cm未満 | - |
注文金額 | 27,500円未満 | - |
ご覧の通り、エクスプレス配送は早くて便利ですが、その分めちゃくちゃ高いです。
ということで今回は標準配送を選択しました。
最後にお支払い方法を選択して、下の「注文する」をタップすれば注文は完了となります。
注文番号が記載されたメールが届きますので、あとは商品が届くのを待ちましょう。
注文してから配達されるまでの流れ
注文から5日後に発送完了メールが届きました。
先ほど「標準配送は追跡番号なし」と紹介しましたが、発送完了メールには上の画像のようにTranking IDが記載されています。
その番号を検索してみるとこんな感じ。
「輸出拠点に到着」や「目的地国への出発」など、荷物の配送状況を割と細かく確認することが可能です。
ただしこの追跡が反映されるのは商品が日本に到着するまで。
上の画像のように「あなたの荷物は目的地の国の郵便事業者に配達されており数日以内に配達される予定です」以降の配送状況は、実際に商品が自宅に配達された後も一切反映されていません。
あくまで日本に到着するまでの追跡にはなってしまうものの、これがあるだけでかなり安心感があるはずです。
そして注文してから13日後に待望の商品が到着しました。
今回は「注文から13日後」「発送から8日後」に商品が届いています。
注文から配達までの流れをまとめるとこんな感じ。
注文から配達までの流れ
日付 | 配送状況 | 注文からの日数 |
---|---|---|
7/21 | NBAストアで注文 | - |
7/26 | 商品の発送が完了 | 5日後 |
7/27 | イギリスを出国 | 6日後 |
7/28 | ベルギーに到着 | 7日後 |
7/29 | ベルギーを出国 | 8日後 |
7/31 | 日本に到着 | 10日後 |
8/3 | 商品の配達が完了 | 13日後 |
NBAストアの注文ページでは「8/22に到着予定」となっていましたので、今回はそれよりもスムーズに配送が行われたようです。
このようにNBAストアの買い物は意外と簡単にできます。
ただ今回の注文では無事に商品が届きましたが、SNSなどで「NBAストアから商品がなかなか届かない」という投稿を見かけることも。
ではもし商品が届かないときにはどうすればいいのでしょうか。
商品が届かない場合の対処法は主に以下の3つです。
- とりあえず配達予定日まで待つ
- 発送から40日以内に問い合わせ
- カード会社に相談する
普段からよく海外通販を利用している筆者の経験上、大手通販サイトや有名ブランドの場合は気長に待っていれば大抵1ヶ月くらいで商品が届きます。
商品がなかなか届かなくて不安だと思いますが、NBAストアのご注文状況ページや追跡状況を確認しつつ、記載されている配達予定日まで待ってみましょう。
ただし配達予定日から数日経ってもまだ音沙汰が無い場合には、流石にそろそろNBAストアへの問い合わせが必要です。
発送から40日以内にヘルプページのチャット、もしくはカスタマーサービスのメールで問い合わせをしてみて下さい。
万が一それでもNBAストアから返信がなかったり商品が届かないというときは、お支払いに使用したカード会社に相談することをおすすめします。
クレジットカードに記載されているカスタマーセンターに電話して、現在の状況や今後の対応についての相談をしてみて下さい。
海外通販は関税にも注意する
前述の通り、海外通販で商品を購入する際には送料の他に関税というものにも注意が必要です。
関税とは「国境を越えて商品を輸入する際に課される税金」のことで、今回のようなNBAグッズの個人輸入も例外ではありません。
ですが注文金額が合計16,666円以下であれば、基本的に関税は免除されます。
今回は注文金額15,111円なので、関税はかかりませんでした。
しかし関税の免除には例外もあるので要注意。
注文した商品の中に衣類などの「関税を免税しない物品」が含まれる場合は、注文金額に関係なく関税がかかります。
(参考)「関税を免税しない物品」として定められている物品の主なもの
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki/c-answer/imtsukan/1006_jr.htm
革製のカバン、ハンドバッグ、手袋等、編物製衣類(Tシャツ、セーター等)、スキー靴、革靴及び本底が革製の履物類等
アパレル等のグッズを購入する場合、注文金額が16,666円未満の場合でも関税がかかると思っておきましょう。
注文内容によっても異なりますが、関税額は注文金額の10〜15%ほどです。
ただバスケのユニフォームが衣類として判断されるかどうかは微妙なラインらしく、今回の注文のように関税がかからないことも結構あります。
このあたりの詳しい情報は、東京税関のホームページでご確認下さい。
関税を払ったりするのが煩わしいという方は、国内のストアから購入しておくのが無難かもしれません。
NBAストアと国内ストアどっちを使う?
ここまでNBAストアを実際に使った様子を紹介してきましたが、国内ストアと比べて不便な点も多くありました。
ということで、NBAストアと国内ストアのメリット・デメリットを比較してみましょう。
NBAストアのメリット・デメリット
まずはNBAストアのメリット・デメリットから。
- グッズの品揃えが多い
- 最新のグッズも手に入る
- カスタム商品が作成できる
- 正規の値段で購入できる
- セールで大幅値引きも
- 配送にかなり時間がかかる
- 海外通販に慣れていないと不安
- 送料が約1,200円〜と高額
- 関税で割高になる場合も
- サポートの対応が英語
NBAストアのメリットは、何と言ってもその品揃えの良さにあります。
日本国内では販売されていないグッズや、新人選手・マイナー選手のユニフォームなども購入可能です。
ただその一方で、配送面でのデメリットが多いというのは難点。
また万が一のときにサポートが英語対応なのも注意しなければいけません。
筆者の場合、NBAストアにしか売っていない商品がどうしても欲しくなったときだけ利用することにしています。
国内未発売のNBAグッズが欲しい方、時間がかかっても欲しい商品がある方、正規の値段で商品を購入したい方は、NBAショップを利用してみましょう。
国内ストアのメリット・デメリット
続いては、国内ストアのメリット・デメリットについて。
- 人気の商品は一通り揃う
- 最短で翌日に配送される
- 送料や関税を気にせず買える
- セールやクーポンなどが豊富
- 万が一の場合も日本語対応
- 欲しい商品を取り扱っていない
- 国内未発売品は割高に
- 海外取寄は時間がかかる
国内ストアは翌日配送や送料無料が魅力です。
最近は品揃えもかなり充実してきており、人気選手のユニフォームなどであれば国内ストアでも購入できてしまいます。
また大手ショッピングサイトの場合、クーポンやセールが豊富というのも嬉しいポイント。
過去には最大80%OFFでお買い物ができるようなセールもありました。
ただやはりNBAストアに比べると、最新NBAグッズやマイナー選手のユニフォームなどの品揃えは劣ります。
もしそういった珍しい商品を取り扱っていたとしても、関税や手数料が上乗せされていて割高になってることが多いので注意しましょう。
筆者の場合、普段のNBAグッズ収集は国内ストアを利用することが多く、ショッピングサイトのセール時期を狙って欲しい商品をまとめ買いしておく感じです。
なるべく早く商品が手元に欲しい方、高額な送料や関税を払いたくない方、国内未発売の商品は割高でもいいという方は、国内ストアをチェックしてみて下さい。