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NBAのエグジビット10契約とは?意味・年俸・本契約との違いなど解説

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NBA Rakuten 最新情報

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画像引用元:https://nba.rakuten.co.jp/ 

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NBAの世界には「エグジビット10契約」という言葉があるのをご存知でしょうか?

近年、日本人選手のNBA挑戦でエグジビット10契約に注目が集まっていますが、その意味についてはあまり知られていません。


ということで今回の記事では、エグジビット10契約について解説したいと思います。

NBA契約までの流れなども詳しく見ていきましょう。





押さえておきたいポイント

"エグジビット10契約"を理解するために押さえておきたいポイントはざっくりとこんな感じです。

  1. エグジビット10契約って?
  2. 年俸契約期間は?
  3. どんなメリットがあるの?
  4. NBA本契約までの流れは?
  5. 過去にこの契約を結んだ日本人は?


ではこれらの疑問をしっかりと解決できるように、"エグジビット10契約"について紹介していきます。



エグジビット10契約について

まずはエグジビット10契約について見ておきましょう。

契約の内容やメリットなどを詳しく解説します。


エグジビット10契約とは

エグジビット10契約(Exhibit10契約)は、NBAが2017年に導入した契約形態の一つです。

この契約は、若手選手やドラフト指名を受けなかった選手たちに、NBAでのキャリアを築くチャンスを提供する制度として導入されました。


エグジビット10契約の主な特徴は以下のとおり。


エグジビット10契約とは

  • レーニングキャンプに参加するための契約
  • 最低年俸かつ無保証契約
  • 傘下Gリーグチームに所属するとボーナス
  • 2ウェイ契約への切り替えも可能


エグジビット10契約は、いわゆるトレーニングキャンプ契約というもので、将来有望な若手選手をNBAチームのトレーニングキャンプに参加させるために結びます

そのため、このエグジビット10契約自体に大きなサラリーは発生せず、最低年俸かつ無保証の契約です。


エグジビット10契約の選手は、シーズン開始前(トレーニングキャンプやプレシーズン期間中)に契約解除された場合でも、そのチームの傘下にあるGリーグチームと契約を結ぶことができます。

傘下Gリーグチームに所属することになった場合、特別なボーナスを受け取ることができるというのが、エグジビット10契約の大きな特徴。


また、トレーニングキャンプやプレシーズン期間中の活躍次第では、エグジビット10契約から2ウェイ契約(2way契約)というNBAチームとGリーグチームの両方でプレーできる契約形態へと切り替えることも可能です。

エグジビット10契約は、NBAのタレント発掘と育成システムに新たな選択肢を加え、リーグ全体の競争力と魅力を高める役割を果たしています。



どんなメリットがあるのか

では、そんなエグジビット10契約にはどんなメリットがあるのでしょうか。

選手・チームそれぞれの目線から解説します。


選手のメリット

  • NBAデビューへのチャンス
  • 直接アピールする場所を得られる
  • 2ウェイ契約の可能性
  • 経済的インセンティブ


エグジビット10契約は、選手たちにとってNBAプレーヤーとしてのキャリアをスタートさせるための大きなチャンスです。

特に、ドラフトで指名されなかった選手や若手選手からすると、NBAの舞台に立つ夢を追求する重要なステップとなっています。


レーニングキャンプへの参加は、選手がNBAチームに直接自身の価値をアピールできる絶好の機会。

実際、エグジビット10契約を結んだ選手が、その後2ウェイ契約などを勝ち取り、NBAデビューを果たした例も少なくありません。


また、チームの傘下Gリーグチームに所属した場合、特別なボーナスを受け取ることができるというのも大きなメリットです。

NBAデビューのために他のプロリーグでの契約を蹴ってエグジビット10契約を結ぶ選手も多いため、モチベーション維持に役立ちます。



チームのメリット

  • 財政的なリスク管理になる
  • 人材発掘のチャンス
  • Gリーグとの連携強化
  • 柔軟な選手管理が可能


エグジビット10契約は無保証の最低年俸契約であるため、チームは財政的リスクを最小限に抑えつつ、有望な選手を実際のNBAチームで試すことが可能です

この契約形態により、チームは幅広い選手層をトレーニングキャンプやプレシーズンゲームで評価し、隠れた才能や潜在能力のある選手を発掘する機会を得られます。


また、シーズン開始前にエグジビット10契約から2ウェイ契約に変更できる選択肢があるというものポイント。

チームは選手の能力に応じて柔軟に対応することができ、チーム強化やロスター変更にも役立ちます


このように、エグジビット10契約は選手とチームの双方にとって、新たな可能性を開く魅力的な制度と言えそうです。



NBA本契約までの流れ

エグジビット10契約から、NBA本契約までの流れを見ておきましょう。

基本的な流れは以下のとおり。


NBA本契約までの流れ ~

  • レーニングキャンプへの参加
  • プレシーズンゲームへの出場
  • Gリーグチームに所属
  • 2ウェイ契約への昇格
  • NBAチームとの本契約を獲得


1. トレーニングキャンプへの参加


エグジビット10契約選手の挑戦は、NBAチームのトレーニングキャンプから始まります。

レーニングキャンプは、シーズン開始の約1ヶ月前から2〜3週間にわたって行れる予定です。


ここでは、実際のNBAプレーヤーとともにチームの戦術や方針を学びつつ、自身の技術と適応力をアピールしてコーチングスタッフや他の選手たちに印象を残す必要があります。

コーチングスタッフは、選手の技術力だけでなく学習能力・チームへの適応力・メンタルの強さなども評価しますので、バスケットボール選手としての総合的な能力をアピールしなけれないけません。



2. プレシーズンゲームへの出場


レーニングキャンプでの活躍次第で、プレシーズンゲームに出場するチャンスが与えられます。

これは実戦でのパフォーマンスを示す貴重な機会です。


プレシーズンゲームは、レギュラー選手の出場時間がある程度制限されるため、若手や新人選手の出場機会が多いのが特徴。

チームの戦術の試行や選手の起用法の検討が行われ、レギュラーシーズン開幕ロスターの選定が行われます。


そんなプレシーズンゲームは、NBA Rakutenで配信される予定です

日本人選手が出場する試合をチェックしてみてください。


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3. Gリーグチームに所属


NBAチームの開幕ロースターに入れなかった場合、多くの選手は傘下のGリーグチームに所属します。

これは決してNBAキャリアの終わりを意味するものではなく、むしろNBAデビューに向けた成長の機会です。


Gリーグでのプレーはパフォーマンスデータが詳細に記録されますので、NBAチームのスカウトの目に留まりやすいというメリットがあります。

実際、現役NBA選手の中でもGリーグからNBAデビューを果たした選手は多く、Gリーグでの成功がNBAへの挑戦の大きな足がかりとなっていると言えるでしょう。



4. 2ウェイ契約への昇格


Gリーグでの優れたパフォーマンスやNBAチームのニーズに応じて、選手は2ウェイ契約を結べる可能性があります。

2ウェイ契約とはNBAとGリーグの両方でプレーができるようになる契約のことで、過去には渡邊雄太選手もこの2ウェイ契約を結んできました。


基本的にGリーグが2ウェイ契約選手の主戦場にはなりますが、実際のNBAの試合に出場できたり、Gリーグよりも高額の報酬が得られたりとメリットが多く、若手選手にとってNBAデビューの登竜門とも言える契約です。

レーニングキャンプやGリーグでの経験を活かし、まずはこの2ウェイ契約を勝ち取るのが、エグジビット10契約からNBAデビューへの大きな一歩です。



5. NBAチームとの本契約を獲得


これが多くのバスケットボール選手にとっての目標であり、努力の集大成と言えるでしょう。

2ウェイ契約下で優れたパフォーマンスを残した選手は、念願のNBA本契約を勝ち取ることができます。(トレーニングキャンプやGリーグからそのままNBA本契約の場合も)


NBA本契約には、Gリーグや2ウェイ契約と桁違いの年俸が用意されており、場合によっては長期契約を結ぶことも可能です。

道のりは決して容易ではありませんが、このようにエグジビット10契約は、才能ある若手選手たちにNBAの夢を追求する機会を提供しています。


Gリーグの試合などは、NBA Rakutenで配信される予定です

興味がある方は、エグジビット10契約選手たち出場する試合をチェックしてみてください。


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エグジビット10契約を結んだ日本人選手

これまでに、日本人選手もエグジビット10契約を結んでいます。

エグジビット10契約のその後など見ていきましょう。


渡邊雄太


2018年にメンフィス・グリズリーズと2ウェイ契約を結んだ渡邊選手は、Gリーグを主戦場として最初の2年間を過ごしました。

そして、再びフリーエージェントとなった2020年、トロント・ラプターズとエグジビット10契約を結びます


渡邊選手の献身的なプレーがやプレシーズンゲームでの活躍が認められ、シーズン開幕前にトロント・ラプターズと2ウェイ契約を締結。

その後、シーズン途中には念願のNBA本契約を勝ち取っています。



馬場雄大


Bリーグで活躍した馬場選手は、2019年にダラス・マーベリックスとエグジビット10契約を結びました

開幕ロスターの座を勝ち取ることはできませんでしたが、傘下のGリーグチームでは41試合に出場し1試合平均6.3得点2.6リバウンドを記録しています。


新型コロナウイルスの影響もあり、翌年はオーストラリアのプロリーグNBLへと移籍。

2021年には再びGリーグでプレーし、現在もBリーグに所属しながらNBA挑戦を続けています。



富永啓生


2024年のNBAドラフトに向けて、富永選手はサクラメント・キングスシカゴ・ブルズロサンゼルス・クリッパーズのワークアウトに参加し、自身の実力をアピールしました。

その後ドラフトでの指名はありませんでしたが、2024年7月5日にインディアナ・ペイサーズとエグジビット10契約を締結したことが発表されます


この契約は、富永選手にとってNBAでのプレーという夢に一歩近づく大きなチャンスです。

レーニングキャンプやプレシーズンゲームでのパフォーマンスが、彼のNBAキャリアの行方を左右することになるでしょう。



河村勇輝


富永啓生選手の契約からわずか数日後、同じく日本代表として活躍する河村勇輝選手が、メンフィス・グリズリーズとエグジビット10契約を結んだことが発表されました

馬場雄大選手に続き、Bリーグからエグジビット10契約を結んだ2人目の選手となります。


ワールドカップやオリンピックで大活躍を見せた河村選手は、今や世界中のバスケットボールファンが注目する存在です。

プレシーズンゲームで彼がどのようなパフォーマンスを見せるのか、多くのファンが期待を寄せています。


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まとめ

今回はエグジビット10契約について解説しました。

日本人選手の契約にも注目しましょう。




最後に

「まとめ」カテゴリーでは、他にもNBAやGリーグに関してまとめた記事を投稿していますので是非覗いてみて下さい。

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