NBAは世界最高峰のバスケットボールリーグであり、様々な国から超一流の選手たちが集まっています。
そんなNBAの開幕ロスターに登録された海外出身選手たちは、その多様性を示す一例です。
ということで今回の記事では、2023-24シーズンの海外出身NBA選手について解説したいと思います。
海外出身選手一覧や国別選手数ランキングなど詳しく見ていきましょう。
押さえておきたいポイント
"2023-24シーズンの海外出身NBA選手"を理解するために押さえておきたいポイントはざっくりとこんな感じです。
ではこれらの疑問をしっかりと解決できるように、"2023-24シーズンの海外出身NBA選手"について紹介していきます。
NBAで活躍する海外出身選手について
まずは2023-24シーズンの海外出身選手事情を見ておきましょう。
開幕ロスターに登録されている海外出身選手についてまとめました。
40ヶ国125人が開幕ロスター入り
ついに2023-24シーズンのNBAが開幕しました。
2023-24シーズンの開幕ロスターには、40の国と地域から合計125人の海外出身選手が登録されています。
125人の海外出身選手というのは過去最多の数字です。
また過去の開幕ロスターを見ると、3シーズン連続で120人以上の海外出身選手がNBAに在籍していることが分かります。(ツーウェイ契約選手を含む)
過去10シーズンの開幕ロスター(スクロール可能)
海外出身選手数 | |
---|---|
2014-15 | 101 |
2015-16 | 100 |
2016-17 | 113 |
2017-18 | 113 |
2018-19 | 114 |
2019-20 | 119 |
2020-21 | 117 |
2021-22 | 121 |
2022-23 | 120 |
2023-24 | 125 |
ニコラ・ヨキッチ(セルビア)、ヤニス・アデトクンボ(ギリシャ)、ジョエル・エンビード(カメルーン)など、ここ数年のシーズンMVPは全て海外出身選手です。
FIBAワールドカップでの各国の躍進を見ていても分かる通り、今後さらにNBAで活躍する海外出身選手が増えていくことでしょう。
2023-24 海外出身選手一覧
そんな2023-24シーズンの海外出身NBA選手を一覧にまとめました。
開幕ロスターに登録されている海外出身選手は以下の通り。
2023-24 海外出身選手一覧(スクロール可能)
出身国 | 選手名 | 所属チーム |
---|---|---|
日本 | 八村塁 | ロサンゼルス・レイカーズ |
日本 | 渡邊雄太 | フェニックス・サンズ |
アンゴラ | ブルーノ・フェルナンド | アトランタ・ホークス |
イギリス | ジェレミー・ソーハン | サンアントニオ・スパーズ |
イギリス | OG・アヌノビー | トロント・ラプターズ |
イギリス領バージン諸島 | ドゥモイ・ホッジ | ロサンゼルス・レイカーズ |
イスラエル | デニ・アブディヤ | ワシントン・ウィザーズ |
イタリア | シモーネ・フォンテッキオ | ユタ・ジャズ |
イタリア | ダニーロ・ガリナーリ | ワシントン・ウィザーズ |
ウクライナ | スビ・ミハイリュク | ボストン・セルティックス |
ウクライナ | アレックス・レン | サクラメント・キングス |
オーストラリア | パティ・ミルズ | アトランタ・ホークス |
オーストラリア | ベン・シモンズ | ブルックリン・ネッツ |
オーストラリア | ジョシュ・グリーン | ダラス・マーベリックス |
オーストラリア | カイリー・アービング | ダラス・マーベリックス |
オーストラリア | ダンテ・エクサム | ダラス・マーベリックス |
オーストラリア | ジョック・ランデール | ヒューストン・ロケッツ |
オーストラリア | ダイソン・ダニエルズ | ニューオーリンズ・ペリカンズ |
オーストラリア | ジョシュ・ギディー | オクラホマシティ・サンダー |
オーストラリア | ジョー・イングルズ | オーランド・マジック |
オーストリア | ヤコブ・パートル | トロント・ラプターズ |
カナダ | ダラーノ・バントン | ボストン・セルティックス |
カナダ | オシェイ・ブリセット | ボストン・セルティックス |
カナダ | トリスタン・トンプソン | クリーブランド・キャバリアーズ |
カナダ | AJ・ローソン | ダラス・マーベリックス |
カナダ | ドワイト・パウエル | ダラス・マーベリックス |
カナダ | オリビエ・マクセンス・プロスパー | ダラス・マーベリックス |
カナダ | ジャマール・マレー | デンバー・ナゲッツ |
カナダ | コーリー・ジョセフ | ゴールデンステイト・ウォリアーズ |
カナダ | アンドリュー・ウィギンズ | ゴールデンステイト・ウォリアーズ |
カナダ | ディロン・ブルックス | ヒューストン・ロケッツ |
カナダ | アンドリュー・ネムハード | インディアナ・ペイサーズ |
カナダ | ベネディクト・マサリン | インディアナ・ペイサーズ |
カナダ | ジョシュア・プリモ | ロサンゼルス・クリッパーズ |
カナダ | ブランドン・クラーク | メンフィス・グリズリーズ |
カナダ | リンデル・ウィギントン | ミルウォーキー・バックス |
カナダ | ニキール・アレクサンダー | ミネソタ・ティンバーウルブズ |
カナダ | レナード・ミラー | ミネソタ・ティンバーウルブズ |
カナダ | RJ・バレット | ニューヨーク・ニックス |
カナダ | ルーゲンツ・ドート | オクラホマシティ・サンダー |
カナダ | シェイ・ギルジャス・アレクサンダー | オクラホマシティ・サンダー |
カナダ | ケイレブ・ヒューストン | オーランド・マジック |
カナダ | シェイドン・シャープ | ポートランド・トレイルブレイザーズ |
カナダ | トレイ・ライルズ | サクラメント・キングス |
カナダ | チャールズ・ベディアコ | サンアントニオ・スパーズ |
カナダ | ケリー・オリニク | ユタ・ジャズ |
カナダ | ユージン・オモルイ | ワシントン・ウィザーズ |
カメルーン | ジョエル・エンビード | フィラデルフィア/ |
カメルーン | クリスチャン・コロコ | トロント・ラプターズ |
カメルーン | パスカル・シアカム | トロント・ラプターズ |
ギリシャ | サナシス・アデトクンボ | ミルウォーキー・バックス |
ギリシャ | ヤニス・アデトクンボ | ミルウォーキー・バックス |
クロアチア | ボーヤン・ボグダノビッチ | デトロイト・ピストンズ |
クロアチア | ダリオ・シャリッチ | ゴールデンステイト・ウォリアーズ |
クロアチア | イビツァ・ズバッツ | ロサンゼルス・クリッパーズ |
クロアチア | ルカ・シャマニッチ | ユタ・ジャズ |
コンゴ民主共和国 | ジョナサン・クミンガ | ゴールデンステイト・ウォリアーズ |
コンゴ民主共和国 | オスカー・シブエ | インディアナ・ペイサーズ |
ジャマイカ | ニック・リチャーズ | シャーロット・ホーネッツ |
ジョージア | ゴガ・ビタゼ | オーランド・マジック |
ジョージア | サンドロ・マムケラシュビリ | サンアントニオ・スパーズ |
スイス | クリント・カペラ | アトランタ・ホークス |
スーダン | ボル・ボル | フェニックス・サンズ |
スペイン | リッキー・ルビオ | クリーブランド・キャバリアーズ |
スペイン | ウスマン・ガルーバ | ゴールデンステイト・ウォリアーズ |
スペイン | サンティ・アルダマ | メンフィス・グリズリーズ |
スロベニア | ルカ・ドンチッチ | ダラス・マーベリックス |
スロベニア | ブラッコ・チャンチャー | デンバー・ナゲッツ |
セネガル | モハメッド・ゲイ | アトランタ・ホークス |
セルビア | ボグダン・ボグダノビッチ | アトランタ・ホークス |
セルビア | ニコラ・ヨキッチ | デンバー・ナゲッツ |
セルビア | ボバン・マリヤノビッチ | ヒューストン・ロケッツ |
セルビア | ニコラ・ヨビッチ | マイアミ・ヒート |
セルビア | アレクセイ・ポクシェフスキー | オクラホマシティ・サンダー |
セルビア | バシリイェ・ミチッチ | オクラホマシティ・サンダー |
セルビア | フィリップ・ペトゥルセフ | フィラデルフィア・セブンティシクサーズ |
セントルシア | クリス・ブーシェイ | トロント・ラプターズ |
ドイツ | マキシ・クレーバー | ダラス・マーベリックス |
ドイツ | ダニエル・タイス | インディアナ・ペイサーズ |
ドイツ | アイザイア・ハーテンシュタイン | ニューヨーク・ニックス |
ドイツ | フランツ・バグナー | オーランド・マジック |
ドイツ | モリッツ・バグナー | オーランド・マジック |
ドイツ | デニス・シュルーダー | トロント・ラプターズ |
ドミニカ共和国 | アル・ホーフォード | ボストン・セルティックス |
ドミニカ共和国 | クリス・ドゥアルテ | サクラメント・キングス |
トルコ | オヌラルプ・ビティム | シカゴ・ブルズ |
トルコ | アルペラン・シェングン | ヒューストン・ロケッツ |
トルコ | フルカン・コルクマズ | フィラデルフィア・セブンティシクサーズ |
トルコ | ジェディ・オスマン | サンアントニオ・スパーズ |
トルコ | オメール・ユルトセブン | ユタ・ジャズ |
ナイジェリア | ジョシュ・オコーギー | フェニックス・サンズ |
ナイジェリア | ウドカ・アズブイケ | フェニックス・サンズ |
ナイジェリア | チメジー・メトゥ | フェニックス・サンズ |
ナイジェリア | チャールズ・バッシー | サンアントニオ・スパーズ |
ナイジェリア | プレシャス・アチウワ | トロント・ラプターズ |
ニュージーランド | スティーブン・アダムズ | メンフィス・グリズリーズ |
バハマ | バディ・ヒールド | インディアナ・ペイサーズ |
バハマ | ディアンドレ・エイトン | ポートランド・トレイルブレイザーズ |
フィンランド | ラウリ・マルッカネン | ユタ・ジャズ |
フランス | テオ・マレドン | シャーロット・ホーネッツ |
フランス | フランク・ニリキナ | シャーロット・ホーネッツ |
フランス | マルコム・カザロン | デトロイト・ピストンズ |
フランス | キリアン・ヘイズ | デトロイト・ピストンズ |
フランス | ムサ・ディアバテ | ロサンゼルス・クリッパーズ |
フランス | ニコラ・バトゥーム | ロサンゼルス・クリッパーズ |
フランス | ルディ・ゴベア | ミネソタ・ティンバーウルブズ |
フランス | エバン・フォーニエ | ニューヨーク・ニックス |
フランス | ウスマン・ジェン | オクラホマシティ・サンダー |
フランス | オリビエ・サール | オクラホマシティ・サンダー |
フランス | ライヤン・ルペア | ポートランド・トレイルブレイザーズ |
フランス | ビクター・ウェンバンヤマ | サンアントニオ・スパーズ |
フランス | シディ・シソコ | サンアントニオ・スパーズ |
フランス | ビラル・クリバリー | ワシントン・ウィザーズ |
ブルガリア | サーシャ・べゼンコフ | サクラメント・キングス |
ベルギー | トゥマニ・カマラ | ポートランド・トレイルブレイザーズ |
ボスニア・ヘルツェゴビナ | ユスフ・ヌルキッチ | フェニックス・サンズ |
ポルトガル | ネミーアス・ケイタ | ボストン・セルティックス |
マリ | アダマ・サノゴ | シカゴ・ブルズ |
モンテネグロ | ニコラ・ブーチェビッチ | シカゴ・ブルズ |
ラトビア | クリスタプス・ポルジンギス | ボストン・セルティックス |
ラトビア | ダービス・ベルターンス | オクラホマシティ・サンダー |
リトアニア | ヨナス・バランチュナス | ニューオーリンズ・ペリカンズ |
リトアニア | アジュラス・トゥべリス | フィラデルフィア・セブンティシクサーズ |
リトアニア | ドマンタス・サボニス | サクラメント・キングス |
南スーダン | ドゥオップ・リース | ポートランド・トレイルブレイザーズ |
一覧にまとめると、改めて海外出身選手の多さが分かります。
実際の試合を観る際も、この一覧を参考に海外出身選手に注目してみて下さい。
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2023-24 国別選手数ランキング
ではここから2023-24シーズンの国別選手数ランキングを紹介します。
各国の出身選手・チームをまとめました。
第1位 カナダ
- 2023-24 選手数:26人
- FIBAランキング:6位
- 2023年W杯順位:3位
2023-24シーズンの出身選手数ランキング第1位はカナダの26人です。
カナダはアメリカを除くと最も多くのNBA選手を輩出している国で、出身選手数ランキングも10年連続でナンバーワンに輝いています。
シェイ・ギルジャス・アレクサンダー、ディロン・ブルックスらを中心に、2023年のFIBAワールドカップでは第3位入賞を果たしたカナダ代表。
エースのジャマール・マレーを欠く中の躍進でしたので、来年のパリオリンピックでの活躍にも期待が高まっています。
カナダ出身選手一覧(スクロール可能)
選手名 | 所属チーム |
---|---|
AJ・ローソン | ダラス・マーベリックス |
RJ・バレット | ニューヨーク・ニックス |
アンドリュー・ウィギンズ | ゴールデンステイト・ウォリアーズ |
アンドリュー・ネムハード | インディアナ・ペイサーズ |
オシェイ・ブリセット | ボストン・セルティックス |
オリビエ・マクセンス・プロスパー | ダラス・マーベリックス |
ケイレブ・ヒューストン | オーランド・マジック |
ケリー・オリニク | ユタ・ジャズ |
コーリー・ジョセフ | ゴールデンステイト・ウォリアーズ |
シェイ・ギルジャス・アレクサンダー | オクラホマシティ・サンダー |
シェイドン・シャープ | ポートランド・トレイルブレイザーズ |
ジャマール・マレー | デンバー・ナゲッツ |
ジョシュア・プリモ | ロサンゼルス・クリッパーズ |
ダラーノ・バントン | ボストン・セルティックス |
チャールズ・ベディアコ | サンアントニオ・スパーズ |
ディロン・ブルックス | ヒューストン・ロケッツ |
トリスタン・トンプソン | クリーブランド・キャバリアーズ |
トレイ・ライルズ | サクラメント・キングス |
ドワイト・パウエル | ダラス・マーベリックス |
ニキール・アレクサンダー | ミネソタ・ティンバーウルブズ |
ブランドン・クラーク | メンフィス・グリズリーズ |
ベネディクト・マサリン | インディアナ・ペイサーズ |
ユージン・オモルイ | ワシントン・ウィザーズ |
リンデル・ウィギントン | ミルウォーキー・バックス |
ルーゲンツ・ドート | オクラホマシティ・サンダー |
レナード・ミラー | ミネソタ・ティンバーウルブズ |
第2位 フランス
- 出身選手数:14人
- FIBAランク:9位
- 2023年W杯:18位
第2位にはフランスがランクインしました。
昨シーズンは9人で第3位でしたが、そこからさらに人数を増やしています。
今季注目のフランス出身選手といえば、ドラフト全体1位で入団したビクター・ウェンバンヤマでしょう。
自国開催のパリオリンピックへ出場を公言していますので、フランス代表としての活躍にも注目です。
フランス出身選手一覧(スクロール可能)
選手名 | 所属チーム |
---|---|
ウスマン・ジェン | オクラホマシティ・サンダー |
エバン・フォーニエ | ニューヨーク・ニックス |
オリビエ・サール | オクラホマシティ・サンダー |
キリアン・ヘイズ | デトロイト・ピストンズ |
シディ・シソコ | サンアントニオ・スパーズ |
テオ・マレドン | シャーロット・ホーネッツ |
ニコラ・バトゥーム | ロサンゼルス・クリッパーズ |
ビクター・ウェンバンヤマ | サンアントニオ・スパーズ |
ビラル・クリバリー | ワシントン・ウィザーズ |
フランク・ニリキナ | シャーロット・ホーネッツ |
マルコム・カザロン | デトロイト・ピストンズ |
ムサ・ディアバテ | ロサンゼルス・クリッパーズ |
ライヤン・ルペア | ポートランド・トレイルブレイザーズ |
ルディ・ゴベア | ミネソタ・ティンバーウルブズ |
第3位 オーストラリア
- 出身選手数:9人
- FIBAランク:4位
- 2023年W杯:10位
続いて第3位には、2021年の東京オリンピックで銅メダルに輝いたオーストラリアがランクインしています。
カイリー・アービングやジョー・イングルズといったベテラン選手から、ジョシュ・ギディーやジョシュ・グリーンなど期待の若手選手まで幅広い世代の選手が活躍中です。
そんなオーストラリアは、NBAとのつながりが非常に深い国のひとつ。
オーストラリアのプロリーグであるNBLにはNBAドラフト候補選手らも在籍しており、この先のNBAを担う若手選手の育成に貢献しています。
オーストラリア出身選手一覧(スクロール可能)
選手名 | 所属チーム |
---|---|
カイリー・アービング | ダラス・マーベリックス |
ジョー・イングルズ | オーランド・マジック |
ジョシュ・ギディー | オクラホマシティ・サンダー |
ジョシュ・グリーン | ダラス・マーベリックス |
ジョック・ランデール | ヒューストン・ロケッツ |
ダイソン・ダニエルズ | ニューオーリンズ・ペリカンズ |
ダンテ・エクサム | ダラス・マーベリックス |
パティ・ミルズ | アトランタ・ホークス |
ベン・シモンズ | ブルックリン・ネッツ |
第4位 セルビア
ヨーロッパのバスケットボール強豪国セルビアが第4位にランクインしました。
セルビア出身の選手といえばユーロリーグで多く活躍している印象ですが、NBAにもセルビア出身の選手が7人在籍しています。
現役のセルビア出身選手で最も有名なのは、デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチでしょう。
過去の選手では、ヴラデ・ディバッツやペジャ・ストヤコビッチといったレジェンドたちもセルビア出身です。
セルビア出身選手一覧(スクロール可能)
選手名 | 所属チーム |
---|---|
アレクセイ・ポクシェフスキー | オクラホマシティ・サンダー |
ニコラ・ヨキッチ | デンバー・ナゲッツ |
ニコラ・ヨビッチ | マイアミ・ヒート |
バシリイェ・ミチッチ | オクラホマシティ・サンダー |
フィリップ・ペトゥルセフ | フィラデルフィア・セブンティシクサーズ |
ボグダン・ボグダノビッチ | アトランタ・ホークス |
ボバン・マリヤノビッチ | ヒューストン・ロケッツ |
第5位 ドイツ
- 出身選手数:6人
- FIBAランク:3位
- 2023年W杯:優勝
国別選手数ランキング第5位のドイツからは、6人の選手がNBAに在籍しています。
昨シーズンの開幕ロスターにもドイツ出身選手は6人いましたが、そのときと全く同じメンバーです。
日本代表との試合では、81対63でドイツ代表が勝利しました。
ドイツ出身選手一覧(スクロール可能)
選手名 | 所属チーム |
---|---|
アイザイア・ハーテンシュタイン | ニューヨーク・ニックス |
ダニエル・タイス | インディアナ・ペイサーズ |
デニス・シュルーダー | トロント・ラプターズ |
フランツ・バグナー | オーランド・マジック |
マキシ・クレーバー | ダラス・マーベリックス |
モリッツ・バグナー | オーランド・マジック |
国別選手数ランキング 一覧
第6位以下のランキングも見ておきましょう。
ここまで紹介したTOP5のチームを含む、2023-24シーズンの国別選手数ランキングをまとめました。
2023-24 国別選手数ランキング(スクロール可能)
出身国 | 出身選手数 | |
---|---|---|
1 | カナダ | 26 |
2 | フランス | 14 |
3 | オーストラリア | 9 |
4 | セルビア | 7 |
5 | ドイツ | 6 |
6 | トルコ | 5 |
6 | ナイジェリア | 5 |
8 | クロアチア | 4 |
9 | カメルーン | 3 |
9 | スペイン | 3 |
9 | リトアニア | 3 |
12 | イギリス | 2 |
12 | イタリア | 2 |
12 | ウクライナ | 2 |
12 | ギリシャ | 2 |
12 | コンゴ民主共和国 | 2 |
12 | ジョージア | 2 |
12 | スロベニア | 2 |
12 | ドミニカ共和国 | 2 |
12 | バハマ | 2 |
12 | ラトビア | 2 |
12 | 日本 | 2 |
23 | アンゴラ | 1 |
23 | イギリス領バージン諸島 | 1 |
23 | イスラエル | 1 |
23 | オーストリア | 1 |
23 | ジャマイカ | 1 |
23 | スイス | 1 |
23 | スーダン | 1 |
23 | セネガル | 1 |
23 | セントルシア | 1 |
23 | ニュージーランド | 1 |
23 | フィンランド | 1 |
23 | ブルガリア | 1 |
23 | ベルギー | 1 |
23 | ボスニア・ヘルツェゴビナ | 1 |
23 | ポルトガル | 1 |
23 | マリ | 1 |
23 | モンテネグロ | 1 |
23 | 南スーダン | 1 |
2023-24シーズンのNBAには、これだけ多くの国の選手たちが在籍しています。
渡邊雄太選手と八村塁選手はもちろん、NBAで活躍する海外出身選手の活躍もチェックしてみて下さい。
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2023-24 チーム別選手数ランキング
次はチーム別の海外出身選手数を見てみます。
NBA全30チームごとに海外出身選手をまとめました。
第1位 オクラホマシティ・サンダー
- 海外選手:8人
- 出身国数:5ヶ国
2023-24シーズンのNBAには、最多8人の海外出身選手が在籍しているチームが2つあります。
まず1つ目はオクラホマシティ・サンダーです。
サンダーといえば近年メキメキと頭角を現してきているチームで、ルーゲンツ・ドートやジョシュ・ギディーといった海外出身選手が数多く活躍するチーム。
中でもカナダ出身のシェイ・ギルジャス・アレクサンダーは、シーズン開幕からMVP候補に入るような活躍でチームを牽引しています。
海外出身選手一覧(スクロール可能)
選手名 | 出身国 |
---|---|
アレクセイ・ポクシェフスキー | セルビア |
ウスマン・ジェン | フランス |
オリビエ・サール | フランス |
シェイ・ギルジャス・アレクサンダー | カナダ |
ジョシュ・ギディー | オーストラリア |
ダービス・ベルターンス | ラトビア |
バシリイェ・ミチッチ | セルビア |
ルーゲンツ・ドート | カナダ |
第1位 ダラス・マーベリックス
- 海外選手:8人
- 出身国数:4ヶ国
ダラス・マーベリックスもサンダーと同じく8人の海外出身選手が在籍しています。
開幕ロスター18人のうち、約半数の8人が海外出身選手ということになりました。
マーベリックスの海外出身選手といえば、スロベニア出身のスーパースタールカ・ドンチッチです。
シーズン開幕後に第一子が誕生したドンチッチは、パパとなってからも変わらずMVP級の活躍を見せています。
海外出身選手一覧(スクロール可能)
選手名 | 出身国 |
---|---|
AJ・ローソン | カナダ |
オリビエ・マクセンス・プロスパー | カナダ |
カイリー・アービング | オーストラリア |
ジョシュ・グリーン | オーストラリア |
ダンテ・エクサム | オーストラリア |
ドワイト・パウエル | カナダ |
マキシ・クレーバー | ドイツ |
ルカ・ドンチッチ | スロベニア |
第3位 サンアントニオ・スパーズ
- 海外選手:7人
- 出身国数:6ヶ国
続いて第3位はサンアントニオ・スパーズです。
2023-24シーズンのスパーズには、超大型ルーキービクター・ウェンバンヤマをはじめ、6ヶ国から7人の選手が在籍しています。
これまでトニー・パーカーやマヌ・ジノビリといった数々の海外出身選手が活躍してきたスパーズ。
今シーズンのメンバーの中にも、そういった歴史に名を残すような選手が含まれているのかもしれません。
海外出身選手一覧(スクロール可能)
選手名 | 出身国 |
---|---|
サンドロ・マムケラシュビリ | ジョージア |
ジェディ・オスマン | トルコ |
ジェレミー・ソーハン | イギリス |
シディ・シソコ | フランス |
チャールズ・バッシー | ナイジェリア |
チャールズ・ベディアコ | カナダ |
ビクター・ウェンバンヤマ | フランス |
第3位 トロント・ラプターズ
- 海外選手:7人
- 出身国数:6ヶ国
スパーズと同じくトロント・ラプターズにも、6ヶ国から7人の選手が在籍しています。
ちなみにラプターズは、2021-22シーズン・2-22-23シーズンと2年連続でチーム別選手数ランキング第1位でした。
今シーズンは開幕から成績下位に低迷しているラプターズ。
常々トレードの噂も絶えませんので、海外出身選手たちの去就に注目していきたいと思います。
海外出身選手一覧(スクロール可能)
選手名 | 出身国 |
---|---|
OG・アヌノビー | イギリス |
クリス・ブーシェイ | セントルシア |
クリスチャン・コロコ | カメルーン |
デニス・シュルーダー | ドイツ |
パスカル・シアカム | カメルーン |
プレシャス・アチウワ | ナイジェリア |
ヤコブ・パートル | オーストリア |
第5位 ボストン・セルティックス
- 海外選手:6人
- 出身国数:5ヶ国
チーム別選手数ランキング第5位は、ボストン・セルティックスです。
2023-24シーズンの開幕ロスターには、5ヶ国から6人の海外出身選手が名を連ねています。
セルティックスのネミーアス・ケイタはNBA史上初のポルトガル人選手。
まだ出場機会はそれほど多くありませんが、12月のウォーリアーズ戦では10得点10リバウンドとキャリア初のダブルダブルを記録しました。
海外出身選手一覧(スクロール可能)
選手名 | 出身国 |
---|---|
アル・ホーフォード | ドミニカ共和国 |
オシェイ・ブリセット | カナダ |
クリスタプス・ポルジンギス | ラトビア |
スビ・ミハイリュク | ウクライナ |
ダラーノ・バントン | カナダ |
ネミーアス・ケイタ | ポルトガル |
第5位 フェニックス・サンズ
- 海外選手:6人
- 出身国数:4ヶ国
ボストン・セルティックスと同じく、フェニックス・サンズにも海外出身選手が6人所属しています。
日本の渡邊雄太選手が所属しているチームです。
2023-24シーズンのNBAにはナイジェリア出身選手が5人在籍していますが、そのうち3人がサンズに在籍中。
またスーダン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、日本などNBA選手数が少ない国の選手が揃っているというもの特徴的です。
海外出身選手一覧(スクロール可能)
選手名 | 出身国 |
---|---|
ウドカ・アズブイケ | ナイジェリア |
ジョシュ・オコーギー | ナイジェリア |
チメジー・メトゥ | ナイジェリア |
ボル・ボル | スーダン |
ユスフ・ヌルキッチ | ボスニア・ヘルツェゴビナ |
渡邊雄太 | 日本 |
チーム別選手数ランキング 一覧
第6位以下のランキングも見ておきましょう。
ここまで紹介したTOP5のチームを含む、2023-24シーズンのチーム別選手数ランキングをまとめました。
2023-24 チーム別選手数ランキング(スクロール可能)
チーム | 出身選手数 | |
---|---|---|
1 | オクラホマシティ・サンダー | 8 |
1 | ダラス・マーベリックス | 8 |
3 | サンアントニオ・スパーズ | 7 |
3 | トロント・ラプターズ | 7 |
5 | フェニックス・サンズ | 6 |
5 | ボストン・セルティックス | 6 |
7 | アトランタ・ホークス | 5 |
7 | インディアナ・ペイサーズ | 5 |
7 | オーランド・マジック | 5 |
7 | ゴールデンステイト・ウォリアーズ | 5 |
7 | サクラメント・キングス | 5 |
7 | ポートランド・トレイルブレイザーズ | 5 |
7 | ユタ・ジャズ | 5 |
14 | ヒューストン・ロケッツ | 4 |
14 | ロサンゼルス・クリッパーズ | 4 |
14 | ワシントン・ウィザーズ | 4 |
14 | フィラデルフィア・セブンティシクサーズ | 4 |
18 | シカゴ・ブルズ | 3 |
18 | シャーロット・ホーネッツ | 3 |
18 | デトロイト・ピストンズ | 3 |
18 | デンバー・ナゲッツ | 3 |
18 | ニューヨーク・ニックス | 3 |
18 | ミネソタ・ティンバーウルブズ | 3 |
18 | ミルウォーキー・バックス | 3 |
18 | メンフィス・グリズリーズ | 3 |
26 | クリーブランド・キャバリアーズ | 2 |
26 | ニューオーリンズ・ペリカンズ | 2 |
26 | ロサンゼルス・レイカーズ | 2 |
29 | ブルックリン・ネッツ | 1 |
29 | マイアミ・ヒート | 1 |
2023-24シーズンのNBAで最も海外出身選手が少ないチームは、ブルックリン・ネッツとマイアミ・ヒートでした。
この2チームは海外出身選手が1人しか在籍していません。
ただ逆に言うと、全チーム少なくとも1人の海外出身選手が所属しているということ。
年々国際化が進むNBAでは、今後もさらに海外出身のNBA選手が増えていくことでしょう。
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最後に
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(参考)
https://www.nba.com/news/nba-international-players-2023-24