バスケットボールの世界では、ドイツ代表チームが近年目覚ましい成長を遂げています。
FIBAランキングでの躍進や、ワールドカップでの優勝、そして2024年パリオリンピックへの出場がその証です。
ということで今回の記事では、バスケットボール男子ドイツ代表について解説したいと思います。
ドイツ代表のNBA選手なども詳しく見ていきましょう。
押さえておきたいポイント
"バスケットボール男子ドイツ代表"を理解するために押さえておきたいポイントはざっくりとこんな感じです。
ではこれらの疑問をしっかりと解決できるように、"バスケットボール男子ドイツ代表"について紹介していきます。
ドイツ代表について
まずはドイツ代表について見ておきましょう。
現在のランキングや過去の戦績などを紹介します。
現在のランキング
近年のドイツは、国際大会において目覚ましいパフォーマンスを見せており、世界的に見てもその評価はかなり高まっています。
パリオリンピック開幕前のFIBAランキングを見てみると、ドイツの順位は第3位です。
このランキングは過去数年間の国際大会での成績を基に算出されており、ドイツチームの継続的な成長を反映しています。
ちなみに日本は同ランキングで26位。
ドイツ代表は、選手たち個々のスキルの高さはもちろん、チームとしての連携が評価されているのも特徴です。
ベテラン選手と若手選手の見事な連携は、世界のバスケットボールファンからも熱い視線が注がれています。
次はそんなドイツ代表の戦績について見てみましょう。
過去の戦績・大会結果
日本代表との戦績
| 日本 | ドイツ | |
|---|---|---|
| 2006年8月19日 | 70 | 81 |
| 2019年8月24日 | 86 | 83 |
| 2023年8月25日 | 63 | 81 |
| 2006年 | 第8位 |
|---|---|
| 2010年 | 第17位 |
| 2014年 | 不出場 |
| 2019年 | 第18位 |
| 2023年 | 優勝 |
オリンピックの大会結果
| 2004年アテネ | 不出場 |
|---|---|
| 2008年北京 | 第10位 |
| 2012年ロンドン | 不出場 |
| 2016年リオ | 不出場 |
| 2021年東京 | 第8位 |
日本代表とドイツ代表の直接対決を見てみると、直近3回で日本代表は1勝2敗。
2019年の対戦では、八村塁選手や渡邊雄太選手らの活躍により、当時FIBAランキング48位の日本代表が22位のドイツに対して歴史的な勝利を収めました。
しかし4年後の2023年FIBAワールドカップではドイツが81対63で勝利を収め、その大会でドイツはワールドカップ優勝を果たしています。
この優勝はドイツバスケットボール史上初の快挙であり、国際大会におけるドイツの存在感を一気に強固なものとしました。
ちなみに、ドイツ代表はこれまで一度もオリンピックでメダルを獲得していません。
ワールドカップでの初優勝を受け、パリオリンピックでのメダル獲得に大きな期待が寄せられている状況です。
次は2024年パリオリンピックに参加するドイツ代表のメンバーを見てみましょう。
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2024年パリオリンピックのメンバー
ドイツ代表にはどんな選手が登録されているのでしょうか。
登録メンバーのNBAキャリアについても紹介します。
最新の登録メンバーまとめ
2024年6月、パリ2024オリンピックに向けたドイツ代表のチームロスター16名が発表されました。
この発表された16名の中から、7月のパリ五輪のロスター12名が決まります。
ドイツ代表メンバー
| NBAキャリア | |
|---|---|
| デニス・シュルーダー | 2013〜 |
| ダニエル・タイス | 2017〜 |
| モリッツ・バグナー | 2018〜 |
| イザック・ボンガ | 2018〜2022 |
| フランツ・バグナー | 2021〜 |
| オスカー・ダ・シルバ | なし |
| ニールス・ギファイ | なし |
| ユストゥス・ホラッツ | なし |
| デイビット・クラマー | なし |
| レオン・クラッツァー | なし |
| マオド・ロー | なし |
| アンドレアス・オブスト | なし |
| ルイス・オリンデ | なし |
| ヨハネス・フォウクトマン | なし |
| ヨハネス・ティーマン | なし |
| ニック・ヴァイラー・バブ | なし |
上記登録メンバー16名のうち、NBAでプレーした経験があるのは5名。
そのうち以下の4名が現役のNBA選手です。
デニス・シュルーダー
ダニエル・タイス
モリッツ・バグナー
フランツ・バグナー
ドイツ男子バスケットボール代表チームは、2024年パリオリンピックに向けてワールドカップ優勝メンバーを含む強力な選手を揃えています。
そんなドイツ代表と日本代表は、パリオリンピックのグループリーグで激突しますが、オリンピック直前7/19の強化試合でも対戦する予定です。
日本代表の試合はバスケットLIVEで配信されていますので、そちらも是非チェックしてみてください。
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選考外のドイツ代表選手
ここまで紹介してきた登録メンバーを見て、あの選手がいないことに気付いた方も多いはず。
ということで、今回の代表に選考されなかったドイツのNBA選手についても見ておきましょう。
マキシ・クリーバー
マキシ・クリーバーはNBAダラス・マーベリックスに所属する選手で、過去にはドイツ代表としてプレーしたベテランです。
しかし、今回のオリンピック代表にクリーバーは選出されていません。
その背景には、チームキャプテンのデニス・シュルーダーとの関係悪化があると報じられています。
シュルーダーは、2022年のユーロバスケットに参加しなかったクリーバーを公の場で批判したこともあり、その後2人の間で直接の話し合いもあったそうですが、結局クリーバーが代表に選出されることはありませんでした。
アイザイア・ハーテンシュタイン
2023-24シーズンにニューヨーク・ニックスで大活躍を見せたアイザイア・ハーテンシュタイン。
シーズン終了後にオクラホマシティ・サンダーと3年約140億円の大型契約を結ぶなど、今まさに脂が乗っている選手ですが、今回のオリンピック代表には選出されていません。
その背景には、モリッツ・ワグナー、ヨハネス・フォイクトマン、ダニエル・タイス、ヨハネス・ティーマンなど、インサイドプレーヤーの層の厚さがあります。
ハーテンシュタインは将来的にドイツ代表としてプレーしたいという希望を表明しているものの、現メンバーでワールドカップ優勝を果たしたことに対するリスペクトも述べており、代表選考の厳しさを認識しているようです。
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日本代表戦の視聴方法は？
ドイツ代表と日本代表の試合は、7月19日と7月27日に開催されます。
この試合はテレビ放送と各動画配信サービスにて配信される予定です。
- 7月19日：強化試合
- 7月27日：グループステージ初戦
今回の紹介したドイツ代表メンバーの活躍を是非チェックしておいてください。
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