バスケットボールは世界中で愛されるスポーツの一つであり、アジアにおいてもその人気は年々高まっています。
国内リーグのKBLを通じて多くの才能あるプレーヤーを輩出する韓国は、これまでに日本代表と数々の激闘を繰り広げてきました。
ということで今回の記事では、バスケットボール男子韓国代表について解説したいと思います。
日本代表との戦績や過去の大会成績など詳しく見ていきましょう。
押さえておきたいポイント
"バスケットボール男子韓国代表"を理解するために押さえておきたいポイントはざっくりとこんな感じです。
ではこれらの疑問をしっかりと解決できるように、"バスケットボール男子韓国代表"について紹介していきます。
韓国代表について
まずは韓国代表について見ておきましょう。
現在のランキングや過去の戦績などを紹介します。
現在のランキング
韓国男子バスケットボール代表チームはここ数年FIBAランキング30位台に位置していましたが、最近は少しランキングを落としています。
パリオリンピック開幕前のFIBAランキングを見てみると、韓国代表の順位は第50位です。
ただこのランキングは直近の国際大会での成績や各試合のパフォーマンスによって決定されたランキングであり、今でも韓国は中国や日本と並んでアジア強豪国の一つとして認識されています。
ちなみにアジア内でのランキングは第9位です。
アジア FIBAランキング
アジアランク | 国 | 世界ランク |
---|---|---|
1位 | オーストラリア | 5位 |
2位 | ニュージーランド | 21位 |
3位 | 日本 | 26位 |
4位 | イラン | 27位 |
5位 | レバノン | 28位 |
6位 | 中国 | 29位 |
7位 | ヨルダン | 32位 |
8位 | フィリピン | 27位 |
9位 | 韓国 | 50位 |
10位 | サウジアラビア | 64位 |
韓国と日本のバスケットボール代表チームは、サッカーや野球などのスポーツと同様に長年のライバル関係にあります。
次はそんな韓国代表の戦績について見てみましょう。
過去の戦績・大会結果
日本代表との戦績
日本 | 韓国 | |
---|---|---|
2017年6月3日 | 78 | 72 |
2017年8月15日 | 68 | 81 |
2018年6月15日 | 88 | 80 |
2018年6月17日 | 87 | 99 |
2023年7月22日 | 69 | 76 |
2023年7月23日 | 85 | 80 |
2023年9月30日 | 83 | 77 |
2023年10月6日 | 55 | 74 |
日本 | 韓国 | |
---|---|---|
2011年 | 第7位 | 第3位 |
2013年 | 第9位 | 第3位 |
2015年 | 第4位 | 第6位 |
2017年 | 第9位 | 第3位 |
2022年 | 第7位 | 第6位 |
日本 | 韓国 | |
---|---|---|
2006年 | 第17位 | 不出場 |
2010年 | 不出場 | 不出場 |
2014年 | 不出場 | 第23位 |
2019年 | 第31位 | 第26位 |
2023年 | 第19位 | 不出場 |
オリンピックの大会結果(スクロール可能)
日本 | 韓国 | |
---|---|---|
2004年アテネ | 不出場 | 不出場 |
2008年北京 | 不出場 | 不出場 |
2012年ロンドン | 不出場 | 不出場 |
2016年リオ | 不出場 | 不出場 |
2021年東京 | 第11位 | 不出場 |
韓国は、2024年のパリオリンピック出場権を獲得することができませんでした。
しかし近年の日本代表と韓国代表の成績を見ると、両国の実力は非常に拮抗していることがわかります。
特に直接対決では接戦が多く、常にどちらが勝ってもおかしくない状況です。
日本代表は渡邊雄太選手や富永啓生選手など海外トップレベルでプレーした選手らを擁する強力なチームですが、韓国代表も国内リーグでの経験豊富な選手たちが多く、その実力は決して侮れません。
次はそんな韓国代表のメンバーを見てみましょう。
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日本代表と対戦する韓国代表メンバー
韓国代表にはどんな選手が登録されているのでしょうか。
ここでは韓国人NBA選手についても紹介します。
最新の登録メンバーまとめ
2024年6月、韓国バスケットボール協会は2024年7月の日本遠征に向けて代表メンバー12名を確定させました。
今回の日本代表戦に参加する登録メンバーは以下の通り。
韓国代表メンバー
選手 | 所属チーム |
---|---|
オ・ジェヒョン | ソウルSKナイツ |
ピョン・ジュンヒョン | 国軍体育部隊尚武 |
パク・ムビン | 蔚山現代モービスフィバス |
イ・ジョンヒョン | 高陽ソノ・スカイガンナーズ |
イ・ウソク | 蔚山現代モービスフィバス |
ムン・ジョンヒョン | 水原KTソニックブーム |
ユ・ギサン | 昌原LGセイカーズ |
パク・インウン | 原州DBプロミ |
ヤン・ジェミン | 仙台89ERS |
イ・ドウォン | 水原KTソニックブーム |
イ・ウォンソク | ソウル三星サンダース |
ハ・ユンギ | 水原KTソニックブーム |
韓国代表チームは、経験豊富な選手と若手の有望株をバランスよく起用しているのが特徴です。
メンバーの中には、2024-25シーズン仙台89ERSとの継続契約が発表されたヤン・ジェミン選手も含まれています。
しかしこのメンバーの中に、NBAでプレーした選手はいません。
では過去にNBAでプレーした韓国人選手はいるのでしょうか。
韓国人のNBA選手は?
バスケットボールファンなら一度は気になる「過去に韓国人NBA選手はいたのか?」という疑問。
実は、これまでに韓国人NBA選手が1人だけ存在します。
ハ・スンジン
- 生年月日:1985年8月4日
- 身長 :221cm
- 体重 :138kg
- 在籍期間:2004〜2006年
ハ・スンジンさんは、韓国人初のNBA選手です。
2004年のNBAドラフト2巡目全体46位で指名を受け、ポートランド・トレイルブレイザーズへと入団しました。
ポートランド・トレイルブレイザーズでは2シーズンで合計46試合に出場し、1試合平均1.5得点1.5リバウンドのスタッツを記録。
2006年にトレードでミルウォーキー・バックスへと移籍しましたが、シーズン開幕前に解雇され、その後は下部リーグのDリーグで26試合に出場しています。
NBAでのキャリアを終えたあとは韓国KBLでプレーし、新人王獲得や3度の優勝など韓国バスケットボールの発展に貢献しました。
現在はすでに競技から引退しており、登録者数46万人を超えるYouTubeチャンネルの運営や、テレビ放送でのバスケ解説者などを務めています。
韓国出身のNBA選手として唯一の存在であるハ・スンジンさんは、彼のキャリアを通じて多くのファンに感動を与えてきました。
現在も多くの韓国出身選手がNBAの舞台を目指して活躍中です。
史上2人目となる韓国人NBA選手の誕生に注目しておきましょう。
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日本代表戦の視聴方法
韓国代表と日本代表の強化試合は、7月5日と7日に開催されます。
この試合はテレビ放送とバスケットLIVEにて配信される予定です。
今回の紹介した韓国代表メンバーとの試合を是非チェックしておいてください。
→ SoftBank CUP 2024 (東京大会) バスケットボール男子日本代表国際強化試合
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