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今年もまたカレッジバスケットボールの季節がやってきました。
2022-23シーズンも、NCAAでは多くの日本人選手たちがプレーしています。
ということで今回は、2022-23シーズンのNCAAディビジョン1で活躍する日本人バスケ選手について見ていきしょう。
各選手の経歴など紹介していますので、そちらも合わせてご覧下さい。
押さえておきたいポイント
"NCAAディビジョン1で活躍する日本人バスケ選手"を理解するために押さえておきたいポイントはざっくりとこんな感じです。
ではこれらの疑問をしっかりと解決できるように、"NCAAディビジョン1で活躍する日本人バスケ選手"について紹介していきます。
NCAAについて
そもそもNCAAとは一体どのようなものなのでしょうか。
ここではNCAAディビジョン1の概要や、試合の視聴方法について紹介します。
ディビジョン1とは
そもそもNCAAとは、全米大学体育協会(National Collegiate Athletic Association)というアメリカの大学スポーツを統括する組織のこと。
アメリカにはNCAAの他にも大学スポーツを統括する組織がいくつか存在しますが、その中で特に規模が大きく競技レベルの高い体育協会です。
NCAAの大きな特徴は、加盟校が3つのディビジョン(レベル)に分けられているという点。
1,100以上もの大学が所属しているNCAAの中でも、ディビジョン1に属する大学は予算面・奨学金制度・施設環境などあらゆる点で最も優れており、世界中の学生アスリートたちにとってプロへの登竜門のような場所になっています。
過去に、NCAAディビジョン1では日本人選手たちも活躍してきました。
NCAA D1の日本人選手(スクロール可能)
選手 | 大学 |
---|---|
松井啓十郎 | コロンビア大学 |
伊藤大司 | ポートランド大学 |
渡邊雄太 | ジョージワシントン大学 |
コー・フリッピン | カリフォルニア大学リバーサイド校 |
八村塁 | ゴンザガ大学 |
シェーファーアヴィ幸樹 | ジョージア工科大学 |
渡辺飛勇 | ポートランド大学 |
テーブス海 | ノースカロライナ大学ウィルミントン校 |
弓波英人 | ジョージアサザン大学 |
そんなNCAAの試合は、日本から視聴することは可能なのでしょうか。
次はNCAAの試合を視聴する方法について見ていきましょう。
試合を視聴する方法
日本からNCAAの試合を視聴する方法として、主に以下の8つが挙げられます。
NCAAの試合はYouTube・Facebook・大学のホームページなどで配信されることも。
ただしそれらの場合、配信される試合が少なかったり期間限定のアーカイブのみだったりと、NCAAの試合を視聴する方法として主流ではありません。
NCAAの試合を視聴する方法で最もメジャーなのは、「ESPN Player」など海外の動画配信サービスを利用する方法です。
これらのサービスは日本国内からの視聴に対応していませんが、VPN(位置情報を変更できるサービス)を使うことで簡単に利用できるようになります。
NCAAの試合を視聴する方法や、おすすめのVPNについては別の記事で詳しく解説しましたので、興味がある方は↓もあわせてご覧下さい。
NCAAディビジョン1で活躍する男子選手
ではここから、NCAAディビジョン1に所属する日本人選手を紹介していきます。
2022-23シーズンには、6名の男子選手がNCAAディビジョン1で活躍中です。
各選手の簡単なプロフィールなども見ておきましょう。
富永啓生
- 大学:ネブラスカ大学
- 学年:ジュニア(3年生)
- 出身:愛知県
- 高校:桜丘高等学校
日本代表としても活躍する富永啓生選手は、ビッグ10カンファレンスのネブラスカ大学でプレーしています。
高校卒業後はまずNJCAA(全米短期大学体育協会)に所属するレンジャー・カレッジでプレーし、2年生のときに現在のネブラスカ大学へと編入しました。
山崎一渉
- 大学:ラドフォード大学
- 学年:フレッシュマン(1年生)
- 出身:千葉県
- 高校:明成高等学校
八村塁選手と同じ明成高校出身の山崎一渉選手は、ビッグ・サウス・カンファレンスのラドフォード大学に進学しました。
ちなみに同時期に明成高校からアメリカへ渡った菅野ブルース選手は、NJCAA(全米短期大学体育協会)のエルスワース・コミュニティカレッジで活躍中です。
須藤タイレル拓
- 大学:ノーザンイリノイ大学
- 学年:フレッシュマン(1年生)
- 出身:神奈川県
- 高校: 横浜清風高等学校
スラムダンク奨学金の第13期生としてアメリカに渡った須藤タイレル拓選手は、ミッドアメリカン・カンファレンスのノーザンイリノイ大学に在籍しています。
須藤選手といえばプレップスクール時代、全米最強のブリュースター・アカデミー相手に36得点をあげた試合がアメリカでも話題となりました。
山ノ内勇登
- 大学:ラマー大学
- 学年:フレッシュマン(1年生)
- 出身:福島県
- 高校:リベットアカデミー
B2のアースフレンズ東京Zでプレーしていた山ノ内勇登選手は、現在サウスランド・カンファレンスのラマー大学に在籍中です。
210センチ・107kgという体格ながらアウトサイドでもプレーできる身体能力を活かし、アメリカでも1年目からプレータイムを獲得しています。
マックニールキシャーン大河
- 大学:セント・フランシス大学
- 学年:フレッシュマン(1年生)
- 高校:座間アメリカン・ミドル・ハイスクール
Tokyo Samuraiでもプレーしたマックニールキシャーン大河選手は、現在ノースイースト・カンファレンスのセント・フランシス大学で活躍中。
2022年のFIBA U18アジア選手権では、日本代表として4試合に出場しています。
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NCAAディビジョン1で活躍する女子選手
続いてはNCAAディビジョン1に所属する女子選手について。
2022-23シーズンには、以下5名の女子選手がNCAAディビジョン1で活躍中です。
各選手の簡単なプロフィールなども見ておきましょう。
今野紀花
3x3女子日本代表としても活躍する選手は、アトランティック・コースト・カンファレンスのルイビル大学に在籍中です。
ルイビル大学が所属するアトランティック・コースト・カンファレンスといえば、NCAAの中でも特に強豪校がひしめき合うカンファレンスですので、そんな中でプレーをしている今野選手はまさに日本女子バスケ界の至宝と言えます。
志田萌
志田萌選手は、現在ウエスタン・アスレティック・カンファレンスのニューメキシコステイト大学で活躍中。
北海道の旭川南高校からアメリカのIMGアカデミーへ留学、その後NJCAA(全米短期大学体育協会)のサウスジョージア・テクニカルカレッジへと進学、そしてようやく目標のNCAAディビジョン1へ辿り着いたという経歴を持っています。
ニモ富士華
- 大学:カリフォルニア州立大学フラトン校
- 学年:シニア(4年生)
- 出身:フロリダ州ダベンポート
- 高校:ヘインズ・シティ・ハイスクール
フロリダ州ダベンポート出身のニモ富士華選手は、ビッグ・ウエスト・カンファレンスのカリフォルニア州立大学フラトン校に在籍しています。
高校生活には通算2100得点以上をあげ、チーム歴代の得点王になったそうです。
太原絵葉
IMGアカデミーからウエスト・コースト・カンファレンスのロヨラメリーモント大学へと進学した太原絵葉選手。
1年目の2021-22シーズンには13試合に出場し、1試合平均で2.2得点をマークしています。
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最後に
「まとめ」カテゴリーでは他にもバスケに関してまとめた記事を投稿していますので是非覗いてみてください。