富永啓生選手は、今シーズンからアメリカのGリーグでプレーすることになり注目を集めています。
圧倒的なシュート力で大学時代から話題をとなる一方、彼の「年俸」や「契約」について知りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
ということで今回の記事では、富永啓生選手の年俸について解説したいと思います。
富永選手が結んでいるスポンサー契約なども詳しく見ていきましょう。
押さえておきたいポイント
"富永啓生の年俸"を理解するために、押さえておきたいポイントはざっくりとこんな感じです。
では、これらの疑問をしっかりと解決できるように、"富永啓生の年俸"について紹介していきます。
富永啓生について
まずは、富永選手の経歴などをまとめて見ておきましょう。
プロフィールと経歴
- 年齢：23歳（2001年2月1日生まれ）
- 身長：188cm
- 体重：81kg
- 高校：桜丘高等学校
- 大学：ネブラスカ大学
富永選手は、元バスケットボール日本代表の父を持つバスケットボール一家で育ち、幼少期から競技に親しんできました。
その卓越した才能は早くから注目され、高校時代には世代トッププレイヤーとして名を馳せた選手です。
高校卒業後に、さらなる成長を求めてアメリカへと渡った富永選手は、まずレンジャーカレッジでの経験を積み、その後は名門ネブラスカ大学に進学します。
同大学では八村塁選手以来となるNCAAトーナメントへの出場を果たし、日本人選手として新たな歴史を刻みました。
大学卒業後の2024年9月には、NBAインディアナ・ペイサーズとの契約を発表。
現在は、Gリーグのインディア・ナマッドアンツに所属し、プロ選手としてのキャリアをスタートさせています。
これまでに結んだ契約
富永選手はこれまでに、カリーブランドや、NBAのインディアナ・ペイサーズ、Gリーグと契約を結んできました。
それぞれの契約内容を以下にまとめます。
まず、富永選手は、2024年6月に世界的な注目を集めるブランド「カリーブランド」とパートナーシップ契約を締結しました。
カリーブランドは、NBAスーパースターのステフィン・カリーとアンダーアーマーが共同で設立したブランドで、アメリカ国外の選手がこのブランドとの契約を結んだのは、富永選手が史上初です。
複数年契約であることが報道されており、この契約のもとで富永選手は、コート上ではカリーブランド製のシューズやアパレルを着用し、コート外ではブランドアンバサダーとしてその価値を発信します。
さらに2024年9月には、NBAインディアナ・ペイサーズとエグジビット10契約を締結しました。
エグジビット10契約とは、将来性ある若手選手をNBAチームのトレーニングキャンプやGリーグに参加させるための契約形態です。
契約の翌日にペイサーズから解雇された富永選手は、NBAのマイナーリーグであるGリーグとの契約を結び、ペイサーズ傘下のインディアナ・マッドアンツへと加入しました。
現在、富永選手はGリーグでプレーしながら、NBA昇格を目指して奮闘中です。
彼のプレーや契約は、日本人選手が国際舞台で活躍する可能性を示すものとして注目されており、今後の動向にも大きな関心を集めています。
富永啓生の試合を視聴する方法
そんな富永選手の試合を見る方法についても紹介しておきます。
2024-25シーズンのGリーグの試合は、「NBA Rakuten」「NBA TV」「Gリーグ公式サイト」から視聴可能です。
Gリーグの視聴方法（スクロール可能）
| NBA Rakuten | NBA TV | Gリーグ公式サイト | |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 4,500円 (楽天モバイルで無料) |
0円 | 0円 |
| 日本人選手 | 全試合配信 | 未定 | 未定 |
| ライブ配信 | あり | あり | あり |
| 見逃し配信 | あり | なし | なし |
中でも特におすすめなのが、富永啓生選手所属インディアナ・マッドアンツと、河村勇輝選手所属メンフィス・ハッスルの全試合を配信するNBA Rakuten。
もちろんNBA全試合も配信されていますので、富永選手がNBAへと昇格した際にも、出場する試合をすべて視聴することができます。
現在、NBA Rakutenの利用料金は月額4,500円となっていますが、楽天モバイルのRakuten最強プランに加入している方は、追加料金なしで全試合を視聴することが可能です。
楽天モバイルのRakuten最強プランは月額968円〜となっており、他社の携帯キャリアからNBA Rakutenを利用するよりもかなりお得なのがわかります。
さらに、楽天モバイルを利用したことがない方には、乗り換えで最大20,000ポイントが貰えるキャンペーンも開催されていますので、この機会に乗り換えてみるのもおすすめ。
富永選手の試合を視聴したい方は、ぜひNBA Rakutenを試してみてください。
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富永啓生の年俸まとめ
では、富永選手の年俸について解説します。
これまでの年俸を一覧にまとめました。
富永啓生の年俸一覧
| シーズン | 年俸額 |
|---|---|
| 2021-22 | 非公表 |
| 2022-23 | 非公表 |
| 2023-24 | 非公表 |
| 2024-25 | 600万円 |
ネブラスカ大学、NBA・Gリーグの期間に分けて、それぞれの年俸を詳しく見てみましょう。
ネブラスカ大学（2021〜2024年）
富永選手がネブラスカ大学に在学していた2021年から、アメリカの大学スポーツ界ではNIL（Name, Image, Likeness）による収益獲得が可能になりました。
NILとは、自身の名前・画像・肖像権を使用して収益を得る仕組みのことで、これにより、アマチュアである学生アスリートも、プロ選手のように自分のブランド価値を活かして収入を得ることができるようになっています。
富永選手も大学時代にNILを活用できる立場にありましたが、留学生として学生ビザでアメリカに滞在している場合、その収入には制約があるため、具体的な金額や収益規模等は公開されていません。
ただし、ネブラスカ大学の公式グッズストアでは富永選手のユニフォームが販売されており、そこからロイヤリティ収入を得ていた可能性があります。
さらに、NILプラットフォーム「Opendorse」では、富永選手のサインが995ドル～、イベントや練習に富永選手を招くプランが432ドル～という価格で販売されていました。
日本国内での高い知名度も彼の市場価値を押し上げる要因となっており、そういった影響力が評価されてカリーブランドとのパートナーシップ契約につながったと言えるでしょう。
NBA・Gリーグ（2024年〜）
｜契約内容
- Gリーグ契約
｜年俸額
- 2023-24シーズン：600万円
Gリーグの特徴的な点として、選手が「チーム」ではなく「リーグ」と契約を結ぶ独特の契約形態が挙げられます。
これは、NBAのようにチームと選手が個別契約を結ぶ仕組みとは大きく異なり、Gリーグでは全選手がリーグと同じ年俸の契約を締結するのです。
2024年現在、Gリーグ契約の基本年俸は40,500ドル（約600万円）と設定されています。
富永選手も、Gリーグ契約を結んでいますので、2024-25シーズンはこの年俸を受け取る見込みです。
また、前述のとおり、富永選手はシーズン開幕前にNBAのインディアナ・ペイサーズとエグジビット10契約を結んでいました。
このエグジビット10契約には、NBAチーム解雇後に傘下のGリーグチームで一定期間プレーすると、最大75,000ドル（約1,100万円）が支払われるというボーナスが組み込まれています。
そのため、富永選手がこのままインディアナ・マッドアンツに所属し続けた場合、Gリーグの基本年俸40,500ドルとエグジビット10契約のボーナス75,000ドルを合わせて、最大で115,500ドル（約1,700万円）の収入を得ることが可能です。
さらに、シーズン中にNBAチームからコールアップ（招集）されれば、その期間のNBAの給与も加算される可能性があります。
ただし、この金額は2024-25シーズンのNBAルーキー最低年俸である1,157,153ドル（約1億7,000万円）に比べると、決して高額なサラリーとは言えません。
それでも、GリーグというNBAに最も近い舞台で自らの実力を証明することは、後のNBA本契約や2ウェイ契約を掴み取るための重要な鍵となるでしょう。
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NBAとの契約は？今後のシナリオ
Gリーグで挑戦を続ける富永選手ですが、今後どのような年俸を稼ぐことができるのでしょうか。
富永選手には、この先大きく分けて2つのシナリオが考えられます。
- 2ウェイ契約に昇格する
- Bリーグへと移籍する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
2ウェイ契約に昇格した場合
Gリーグで活躍する選手にとって、最も現実的で大きな目標の一つが、NBAとの「2ウェイ契約」を勝ち取ることです。
2ウェイ契約とは、NBAとGリーグを行き来できる特殊な契約形態のことで、この契約を結んだ選手は1シーズンに最大50試合までNBAチームでプレーする権利が与えられます。
2ウェイ契約選手の年俸は、2024年現在で578,577ドル（約8,600万円）。
Gリーグの基本年俸40,500ドル（約600万円）と比較すると約14倍もの金額に相当しますので、Gリーグ選手にとってこの2ウェイ契約は大きなキャリアアップと収入の増加を意味します。
近年ではGリーグから2ウェイ契約を経てNBAのロスター入りを果たす選手が増えており、Gリーグ1年目からNBAデビューを果たすことも決して夢物語ではありません。
2ウェイ契約を手にすることができれば、さらに多くの試合でNBAレベルの経験を積むチャンスが広がり、次なるNBA本契約への道が現実味を帯びるでしょう。
Bリーグへと移籍した場合
Gリーグのインディアナ・マッドアンツに所属している富永選手ですが、シーズンが開幕してからはあまり出場時間がもらえていません。
そのため、日本のバスケットボールファンの間では「Bリーグでプレーする姿を見たい」という声も聞かれます。
もし富永選手がBリーグに移籍することになれば、出場時間の増加はもちろん、年俸面でも大きな待遇が期待できるでしょう。
実際、NBAからBリーグに移った選手の中には年俸3億円に達すると言われる選手もおり、現在NBAメンフィス・グリズリーズで活躍する河村勇輝選手も、渡米前にはBリーグチームから年俸2億円規模のオファーを受けていたと報じられています。
このようにBリーグは、経済的な面でもトップレベルの待遇を用意しており、富永選手の加入はどのチームにとっても大きな戦力となるはずです。
また、Bリーグ以外にも富永選手にはさまざまな選択肢があります。
富永選手は英語が堪能であることから、NBLなど海外リーグでのプレーも視野に入ってくるかもしれません。
富永選手が今後どのようなキャリアを選ぶにしても、彼の高い得点能力と競技に対する情熱は、どのリーグでもファンを魅了するはずです。
Gリーグでの挑戦を続けるのか、それともBリーグや他の海外リーグに新天地を求めるのか、その決断がどのような形になるにせよ、富永選手のこれからの活躍に大きな期待が寄せられています。
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