このブログでは以前、ドラフト1位から新人王を獲得したルーキーたちを紹介しました。
そんな歴代のスター選手たちでさえ達成していないのが、1年目でMVPを受賞するという大偉業です。
ということで今回は、NBA1年目からMVPやシックスマン賞を受賞したレジェンドを紹介したいと思います。
押さえておきたいポイント
”NBA1年目からMVPやシックスマン賞を獲得した選手”を理解するために押さえておきたいポイントはざっくりとこんな感じです。
- NBAの賞って?
- 1年目で受賞したのは?
- それはいつのこと?
- その選手のスタッツは?
ではこれらの疑問をしっかりと解決できるように、”NBA1年目からMVPやシックスマン賞を獲得した選手”を紹介していきます。
NBAの主な賞
NBAで賞といえば一般的に以下の6つが挙げられます。
- 新人王
- シーズンMVP
- MIP賞
- 最優秀守備選手賞
- シックスマン賞
- ファイナルMVP
- オールスターMVP
今回の記事では上記のうち新人王を除いた5つの賞に関して、NBA1年目で受賞した選手を紹介したいと思います。
ただMIP賞は「最も向上した選手」に与えられるものですので、当然1年目には受賞出来ません。
また最優秀守備選手賞を1年目で受賞した選手は未だかつて存在しません。
ということで、今回紹介するのはNBA1年目にシーズンMVP、シックスマン賞、ファイナルMVP、オールスターMVPのいずれかを受賞した選手たちです。
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1年目で受賞した選手
ではここから、本題であるNBA1年目で受賞した選手たちを紹介していきます。
当時のスタッツなども合わせてご覧ください。
Elgin Baylor

- オールスターMVP を受賞
- シーズン:1958-59
- チーム:Minneapolis Lakers
- スタッツ:24.9 PTS 15.0 REB 4.1 AST
まず最初に紹介するのはオールスター12回選出の殿堂入りレジェンドエルジン・ベイラーです。
ベイラーは1958-59シーズンにドラフト全体1位でNBA入りし、1年目から平均24.9得点15.0リバウンド4.1アシストという数字を残しました。
これだけの成績を残しているわけですから、もちろんオールスターにも選出されます。
そのオールスターでも24得点11リバウンドの活躍を見せたベイラーは、ボブ・ペティットとともにオールスターMVPを受賞しました。
Wilt Chamberlain

- シーズンMVP を受賞
- オールスターMVP を受賞
- シーズン:1959-60
- チーム:Philadelphia Warriors
- スタッツ:37.6 PTS 27.0 REB 2.3 AST
続いて紹介するのは異次元のレジェンドウィルト・チェンバレンです。
なんと1年目にして平均37.6得点27.0リバウンド2.3アシストを記録。
新人王・得点王・リバウンド王などあらゆる個人賞を総なめにし、史上初めてNBA1年目でシーズンMVPを獲得することとなりました。
ちなみにこの年のオールスターでは23得点25リバウンドをマークし、さらにオールスターMVPも獲得しています。
Oscar Robertson

- オールスターMVP を受賞
- シーズン:1960-61
- チーム:Cincinnati Royals
- スタッツ:30.5 PTS 10.1 REB 9.7 AST
2021年まで歴代最多トリプルダブル達成記録を保持していたオスカー・ロバートソンも1年目から受賞した選手です。
彼は1年目にして平均30.5得点10.1アシスト9.7リバウンドをマーク。
惜しくもこの年はシーズン平均トリプルダブルを逃しましたが、翌年には史上初の達成者として歴史に名を刻むことになります。
オールスターに選出されたロバートソンは23得点14アシストの活躍をみせ、その年のオールスターMVPに輝きました。
Wes Unseld

- シーズンMVP を受賞
- シーズン:1969-1969
- チーム:Baltimore Bullets
- スタッツ:13.8 PTS 18.2 REB 2.6 AST
続いて紹介するのはウェス・アンセルドです。
ドラフト全体2位指名でNBA入りしたアンセルドは、ルーキーながら平均13.8得点18.2リバウンドという数字をマーク。
前シーズン地区最下位だったチームを57勝まで導き、その年の新人王とシーズンMVPを受賞しました。
Magic Johnson

- ファイナルMVP を受賞
- シーズン:1979-80
- チーム:Los Angeles Lakers
- スタッツ:18.0 PTS 7.7 REB 7.3 AST
1980年代のNBAを代表するスーパースターマジック・ジョンソンも1年目に賞を受賞しています。
1年目から平均18.0得点7.7リバウンド7.3アシストの活躍で、レイカーズをNBAファイナルにまで導きます。
ファイナルで平均21.5得点8.7アシストをマークしチームを優勝に導いたマジックは、史上初めてNBA1年目でファイナルMVPを獲得しました。
後にも先にもNBA1年目でファイナルMVPを獲得したのはマジックただ一人です。
Ben Gordon

- シックスマン賞 を受賞
- シーズン:2004-05
- チーム:Chicago Bulls
- スタッツ:15.1 PTS 2.6 REB 2.0 AST
最後に紹介するのはシカゴブルズなどで活躍したベン・ゴードンです。
彼はNBA史上唯一ルーキーでシックスマン賞を受賞した選手です。
1年目はベンチから79試合に出場し、24.4分の出場で平均15.1得点2.6リバウンド2.0アシストという数字を記録します。
その年の新人王投票ではエメカ・オカフォーに惜しくも届きませんでしたが、シックスマン賞の投票ではダントツの1位を獲得しました。
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