新型コロナウイルスの影響で世界は大きな打撃を受け、NBAのシーズンも長期間に渡り中断してきました。
非常事態なので仕方ないとはいえ、バスケに触れる機会が減るのは非常に寂しいですね。
そんな状況もあって普段なかなか見られない映画を大量に鑑賞した筆者が、バスケが題材になっている映画を紹介したいと思います。
数多く存在するバスケ映画の中から、特に名作映画と評されている作品を選びました。
普段観ないジャンルもあるかと思いますが、この機会に是非鑑賞してみてください。
押さえておきたいポイント
今回の記事で押さえておきたいポイントはざっくりとこんな感じです。
- どんなバスケ映画がある?
- 作品のあらすじやレビューは?
- それは無料で見られる?
ではこれらの疑問をしっかりと解決できるように、バスケが題材になっている名作映画を紹介していきます。
無料で観られる?
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バスケが題材の名作映画22選
では本題である「バスケが題材になっている名作映画」を紹介していきたいと思います。
それぞれの映画のあらすじやレビューなども詳しく見ていきましょう。*1
グローリー・ロード

1966年-アメリカ。当時の大学バスケットボール界では、白人の選手がメインで構成され、黒人選手は1試合を通して最大で3名までしか出場させないのが暗黙のルールとなっていた。しかし、ドン・ハスキンズがコーチを務める弱小チームには、有能な白人選手をスカウトできるだけの資金力はなかった。
この作品は1966年のアメリカで実際に起こった出来事を元に描かれています。
当時のアメリカでは現在よりも顕著に人種差別が横行しており、バスケットボールにおいても黒人選手を起用することが制限されているような時代でした。
そんな時代の中でも、バスケットボールが本来持っている「勝てるチームを作る」という純粋な動機が、結果的に「人種差別と戦う」ことに繋がっていきます。
このときのテキサス・ウエスタン大学がなければ、後のマジック・ジョンソンやマイケル・ジョーダンが活躍することも無かったのかもしれません。
NBAファンだけでなく、すべてのスポーツファンに今だからこそ観てもらいたい作品です。
フープ・ドリームス
貧困から脱出するためにも、アーサー・エージーとウィリアム・ゲーツの二人は、人生をバスケットに賭けざるをえなかった。困難に幾度となくぶつかりながらもバスケットを続けた四年間を記録した、ドキュメンタリー映画。
NBA選手になってスラム街から抜け出すことを夢見る2人の少年を長期取材したドキュメンタリー映画です。
2人の少年を通して、貧困、犯罪、ドラッグ、人種問題、奨学金制度といったアメリカのリアルな姿を描いた作品になっています。
NBAでもよく「貧しい幼少時代を乗り越えてスターダムにのし上がった」というサクセスストーリーを耳にしますが、その道程がいかに過酷なのかをひしひしと感じることが出来ると思います。
上映時間が3時間で長いように思えますが、気づけばあっという間にエンドロールというくらいリアリティーに引き込まれる映画です。
ワン・オン・ワン ファイナル・ゲーム
- 原題:Love and Basketball
- 公開年:2000年
- 上映時間:124分
- Filmarksレビュー:3.9/5.0
- 出演者:オマー・エップス、サナ・レイサン
少女モニカは男まさりの11歳で、男友達とバスケットボールをするのが好きな女の子。将来の夢はプロのバスケットボール・プレイヤーになること……。夢と恋を駆け抜ける女の子を描く青春ドラマ。
原題『Love and Basketball』そのままに、若い男女のバスケと恋愛を描いた青春ラブストーリーです。
女性監督ジーナ・プリンス=バイスウッドが描く本作はいわゆるスポコンではなく、スポーツを通して惹かれ合っていく二人の淡い恋心を描いたブラックムービーとなっています。
恋愛モノとはいっても複雑でドロドロとした重たいストーリーではなく、スポーツを軸とした爽やかな展開も魅力。
海外では劇中曲なども高く評価されている作品ですので、普段恋愛モノは観ないという方にもオススメしたい一本です。
コーチ・カーター
- 原題:Coach Carter
- 公開年:2005年
- 上映時間:136分
- Filmarksレビュー:3.9/5.0
- 出演者:チャニング・テイタム、ロブ・ブラウン
将来に希望が持てない荒んだ環境の中、不振を極めるリッチモンド高校のバスケットボール・チーム。コーチに招かれたカーターは強い信念を胸に、学生としての規律を守ることを若者たちに徹底させる。熱血指導と厳しいトレーニングで生まれ変わったチームは連勝街道を進む。しかし...
弱小高校のバスケ部コーチに就任したカーターが、チームを改革し強豪チームへと変えていくという実話に基づく作品です。
リッチモンド高校のストーリーは、後に日本のTV番組でも特集されたりしていましたね。
「名コーチが落ちこぼれチームを変えるストーリー」と言ってしまえば月並みですが、単にバスケだけでなく如何に人間として成長できるか、というスポーツの先をしっかり描いているのが本作のポイントです。
バスケのシーンにもかなり迫力がありますので、NBA好きの方もきっと熱くなれる映画になっています。
久々に鑑賞してみると、学生時代チームメイトとリッチモンド高校のプレーコールを真似していたのを思い出しました。
小説家を見つけたら
- 原題:Finding Forrester
- 公開年:2000年
- 上映時間:136分
- Filmarksレビュー:3.9/5.0
- 出演者:ショーン・コネリー、F・マーリー・エイブラハム
バスケットボールのプロ選手を目指す、ブロンクスに住む16歳の高校生ジャマール。彼には隠れた文学の才能があった。偶然か運命の導きか、彼が見つけたのは40年前ピューリッツァー賞に輝いた処女作一作だけを残して文壇から消えた幻の大作家、フォレスターだった。
隠遁生活を送る老人とバスケ青年の出会いから、一見アンバランスな二人が友情を育んでゆく正統派のヒューマンドラマです。
肌の色、年齢、育った環境も全く違う二人ですが、それらを超えた友情によってお互いの人生が静かに変化していく様子を清々しく描いています。
原作を読んだ人からしても、この役柄はショーン・コネリーの為にあったのかと感じるほどのハマり役。
ジャマール役のロブ・ブラウンは携帯料金の300ドルを稼ぐためエキストラに応募して、そのオーディションで主役に抜擢されたという逸話も残っています。
同じガス・ヴァン・サント監督の「グッド・ウィル・ハンティング」が好きな人は、あの人がカメオ出演しているのでぜひ探してみてください。
アンクル・ドリュー

若いチームのオーナーと伝説の男アンクル・ドリューは、ドリューのかつてのバスケットボール・チームメンバーを集めるために車で旅に出かけ、70歳を超えた老人でもまだまだ大事な勝負で勝てることを証明しようとする。
2012年に放送されたペプシコーラ社制作のドッキリCM動画がきっかけとなった作品ですね。
カイリー・アービングが特殊メイクでお爺さんに扮し、ストリートで若者相手に超人プレーを魅せる「アンクル・ドリュー」シリーズはYouTubeで計1億回再生を記録するほど注目されました。
本作にはシャキール・オニール、レジー・ミラー、クリス・ウェバーといったNBAレジェンドのたちもチームメート役で出演しています。
さらにファンなら思わず反応してしまう小ネタも数々仕掛けられていますので、NBA好きには必見の作品です。
バスケットボール・ダイアリーズ
- 原題:The Basketball Diaries
- 公開年:1995年
- 上映時間:104分
- Filmarksレビュー:3.6/5.0
- 出演者:レオナルド・ディカプリオ、ロレイン・ブラッコ
制服を着くずし、シンナーを吸い、ちょっとした盗みを働いて虚勢を張っても、彼らはバスケットボールに夢中の他愛のない不良少年に過ぎなかった。しかし、凶暴な街マンハッタンでの経験が彼らを次第に蝕み、やがてストリートキッズとして、引き返せない道へと踏み出していく……。
ジム・キャロルの『マンハッタン少年日記』を基にしたノンフィクション映画。
タイトルとジャケットから爽やかなバスケ青春映画を想像して観てみると、めちゃくちゃ重いストーリーが待っているという作品です。
これまでにも多くのバスケ好きがその罠にハマってきましたので、バスケメインの映画ではないですが選出しておきました。
バスケ選手として活躍することを夢見ていた少年が、ほんの少し道を踏み外したことで深い闇に引きずり込まれていく様子を、若き日のレオナルド・ディカプリオが見事に熱演しています。
決して後味の良い作品ではなく鑑賞後にはズシンと胸に残るモノがありますが、道徳の授業で見る「ダメ、ゼッタイ」的な映像よりも考えさせられます。
是非とも若い世代の方に観てもらいたい名作です。
セブンティーン・アゲイン
何をしても上手くいかない中年男が、ひょんなことから学生時代の姿に戻り現代の高校に通うことになるハイスクールコメディー。
タイムスリップものによくあるパラレルワールドなど複雑な設定もないので、何も考えずに笑って楽しめる作品です。
誰でも一度は「あの時に戻れたら...」と思うことはありますが、昔がどんなに光り輝いていても今の小さな幸せが大切なんだと改めて感じさせてくれます。
『ハイスクール・ミュージカル』シリーズでもお馴染みザック・エフロンのダンスシーンは勿論、イケメン全開なバスケシーンも必見です。
とにかく分かりやすくて元気をもらえる映画なので、家族や恋人と一緒に観るにもオススメ。
勝利への旅立ち
田舎の小さな高校のバスケ部にコーチがやってきて、そこからチームは州大会の優勝を目指すというお話。
言ってしまえば非常にベタな展開のスポ根映画ですが、アメリカでは「史上最高のスポーツ映画」とも称され多くのアスリートから愛されている作品です。
原題の"Hoosiers"はインディアナの州民を指す愛称で、ご存知の通りインディアナといえば熱狂的なバスケファンが多いことでも知られています。
そんな土地柄や田舎の閉鎖感もあり、登場人物はそれぞれの様々な事情を抱えたキャラの濃いメンバーが勢揃い。
とはいえあまりキャラを深追いせずにさらっと展開していくので、スポ根映画や青春映画にありがちな「あざとさ」「くどさ」が苦手な人にもオススメです。
ラストゲーム
- 原題:He Got Game
- 公開年:1998年
- 上映時間:137分
- Filmarksレビュー:3.4/5.0
- 出演者:デンゼル・ワシントン、レイ・アレン
バスケットボールを主軸に、父と息子の複雑な関係や葛藤を描いたヒューマンドラマです。
NBAにデビューしたばかりのレイ・アレンが息子役でがっつり出演し、普通に良い演技をしているのには驚かされます。
スポーツ映画とはいえアメリカが抱える犯罪、貧困、金銭問題といった暗い面が具に描かれており、全体を通してスパイク・リー色が色濃く表れているのも特徴です。
他にもレジー・ミラーやシャキール・オニールなどNBA関係者が多数出演しているので、細かく探しながら観てみるのも面白いかもしれません。
ハード・チェック

- 原題:Blue Chips
- 公開年:1994年
- 上映時間:108分
- Filmarksレビュー:4.0/5.0
- 出演者:ニック・ノルティ、シャキール・オニール
チームがシーズンを負け越しで終わり、同窓会やファンからのプレッシャーを受け、トップの座に返り咲かなければならないと気づく。ピートは全米トップクラスの有望な才能の持ち主を招く決心をする。他に道はないように思われたからだ。そのために彼が知っている手段はただ1つ、買収だった。
現在でも問題視されているアマチュアスポーツ界を取り巻く金銭問題、裏工作などの実態にスポットを当てた作品。
後にNBAを席巻するシャキール・オニールやペニー・ハーダウェイなど名だたるNBAスターが出演しているのも特徴です。
この映画で共演した際に見たハーダウェイのプレーに衝撃を受け、シャックが彼の獲得をチームにプッシュしたという逸話も残っています。
日本では劇場未公開ですのであまりメジャーではありませんが、バスケ好きなら押さえておきたい名作と言えるでしょう。
ちなみにこの作品でシャックは、第15回ゴールデン・ラズベリー賞の最低新人賞にノミネートされています。
スペース・ジャム
- 原題:Space Jam
- 公開年:1996年
- 上映時間:100分
- Filmarksレビュー:3.3/5.0
- 出演者:マイケル・ジョーダン、チャールズ・バークレイ
宇宙一ウケないアミューズメント・パークの悪徳重役の陰謀に、クールなバッグス・バニーとその仲間=ルーニー・テューンズ、NBAのマイケル・ジョーダンがバスケで挑む!
マイケル・ジョーダンがアニメの世界で宇宙人とバスケ対決をするキッズ向けのアニメ映画。
内容は完全に子供向けですが、ジョーダンを始めラリー・バードやチャールズ・バークレーといった当時の名だたるスター選手が本人役で出演していますので大人も楽しめると思います。
Netflixで配信されたドキュメンタリー『ラストダンス』では、当時の撮影施設の裏話も公開されていましたね。
撮影場の横に設置された"ジョーダンドーム"と呼ばれるトレーニング施設で、ジョーダンは野球仕様の肉体からNBA復帰に向けたワークアウトを行っていたそうです。
レブロン・ジェームズ主演の『スペース・ジャム2』が2021年夏に公開される予定ですので、それまでに1作目を改めて観ておくのも良いかもしれません。
ビート・オブ・ダンク
- 原題:Above the Rim
- 公開年:1994年
- 上映時間:97分
- Filmarksレビュー:3.3/5.0
- 出演者:テュアン・マーティン、レオン
高校バスケ界の名プレーヤー、カイルはチームメイトと対立。ドラッグの売人バーディが取り仕切るストリート・バスケの世界に入るが…。NBAにも在籍していたデュアン・マーチンのプレーが、やはり一番の見どころ。人気アーチストによるサントラもごきげんだ。
ニューヨークを舞台に、バスケットボール選手として有望な黒人青年が地元のしがらみに囚われながらも夢を追うストーリー。
ギャングや家庭環境といったブラックコミュニティの問題がリアルに描かれていて、当時のファッションやストリートの風景を楽しめるのもポイントです。
2PACが出演していることもあり、バスケとヒップホップミュージックが融合した作品としても高く評価されています。
"Death Row Recods"からリリースされた同名のサントラもかなりオススメ。
ちなみに主演のテュアン・マーティンは、かつてニューヨークニックスと契約していたこともあるくらいバスケが上手です。
ハード・プレイ
- 原題:White Men Can't Jump
- 公開年:1992年
- 上映時間:115分
- Filmarksレビュー:3.2/5.0
- 出演者:ウェズリー・スナイプス、ウディ・ハレルソン
ロン・シェルトン監督によるスポーツ・コメディ。二人組で戦うストリート・バスケで賭けをして生活しているが、恋人との新居の資金ぐりで悩む黒人(スナイプス)。そこへ現われたのは借金に追われているという、やはりギャンブラーの白人(ハレルソン)。二人はコンビを組むのだが……。
「White Men Can't Jumpというタイトルが大事なのに改悪するな!」と映画好きが怒っていることでも有名な作品。
2020年のダンクコンテストでは、パット・カナトンがこの映画のコスチュームを着ていましたね。
スポーツ畑出身のロン・シェルトン監督作品だけあって、試合のシーンや選手の心情も丁寧に描かれています。
バスケ好きは映画のストーリーよりも、試合でのプレーやトラッシュトークに熱くなるでしょう。
NBAに興味がない人にもオススメしたい1本です。
俺たちダンクシューター
過去にヒット曲を出したシンガーのジャッキー・ムーンは、ABAのチーム「トロピックス」のオーナーであり、なおかつ監督兼選手だ。試合前に歌を披露してショーアップするも、チームの試合成績と観客動員は悲惨な状況。ある日、ジャッキーはリーグの会合で、NBAに吸収合併される上位4チームを除き、ABAは解散と告げられ…。
ウィル・フィレル主演の王道コメディ映画ですが、それにしては意外と試合のシーンがしっかり描かれているので驚くかもしれません。
エンターテインメント性を追求するABAが競技性を重視するNBAに吸収されるというのがストーリーの本筋で、これは実際に1970年代に起こった出来事です。
主人公のチーム以外はすべて実在のチーム名とユニフォームが登場し、当時のABA選手を彷彿とさせるプレーなど、バスケ好きな人ならクスッと笑える小ネタが散りばめられています。
もちろんそういった知識が無くても笑って泣けてアツくなれる作品ですので、老若男女に観てもらいたい映画です。
サンダーストラック 奇跡を呼ぶダンクシューター

- 原題:THUNDERSTRUCK
- 公開年:2012年
- 上映時間:94分
- Filmarksレビュー:3.0/5.0
- 出演者:ケヴィン・デュラント、テイラー・グレイ
願い事1つで全てが変わることがある-。人気バスケ選手ケビン・デュラントのようにプレイしたい16歳の少年の夢が実現する。だが、それはデュラントの類まれな才能と引き換えだった。少年が新しく高校バスケチームのスーパースターの座を手にして有頂天になる一方で、デュラントは"スランプ"に陥り・・・。
NBAを代表するスーパースターのケビン・デュラントが出演しています。
この当時はまだオクラホマシティーサンダーに所属し、フランチャイズプレーヤーとして3度年連続の得点王を獲得したあたり。
毛色は違いますが、スペース・ジャムと同様にNBA選手が本人役として出演するファンタジーコメディーですね。
「子供の体にKDの身体能力が備わったとしてもダンクは出来なくない?」なんて野暮な考えは捨てて、何も考えずに観ることをオススメします。
他のNBA映画もそうでしたがこの作品にもNBAスターが多数出演していますので、バスケファンならきっと楽しめると思います。
モア・ザン・ア・ゲーム
- 原題:More than a Game
- 公開年:2008年
- 上映時間:105分
- Filmarksレビュー:3.8/5.0
- 出演者:レブロン・ジェームズ
カリスマ性はあるが経験の浅い選手の父親がコーチを務め、未来のNBAスター、レブロン・ジェームズが率いた"ファブ・ファイブ"が、老朽化した都会のビルから始まり、全国高校バスケット選手権へ出場するまでに成長した奇跡の7年間を追う。それまでの間に固い絆で結ばれたチームは、コートの内外で繰り返し試練に見舞われる。
NBAを代表するスーパースターレブロン・ジェームズとチームメイトの友情や成長を、当事者たちのインタビューから明らかにしていくスポーツ・ドキュメンタリーです。
今やバスケットボールの枠を超えて世界で最も影響力のあるアスリートの一人となったレブロンですが、初めから全てが順風満帆だったわけではありません。
キングがキングたる所以は、彼が幼少期からNBAまで歩んできた道のりを知ることでようやく理解できます。
レブロンファンだけでなく、全てのNBAファンに観てもらいたいドキュメンタリー作品です。
リバウンド
- 原題:REBOUND
- 公開年:2005年
- 上映時間:103分
- Filmarksレビュー:3.3/5.0
- 出演者:マーティン・ローレンス、ブレッキン・メイヤー
高飛車な態度が原因で大学バスケット・チームのヘッドコーチを解雇された男が母校の中学生を教えるハメになるも、互いに成長していく姿を描いたスポ根コメディ。
バスケ名門大を解雇されたコーチが母校の中学生を教えるハメになるも、選手とともに成長していく姿を描いたスポ根コメディです。
王道のストーリーと言ってしまえばそれまでですが、誰もが笑って泣けるスポ根コメディーの醍醐味がしっかり押さえられています。
選手たちがそれぞれ癖のある良いキャラで、彼らが成長していく姿は観ていてホッコリ。
日本では劇場未公開なのであまり知名度は高くありませんが、家族揃って映画を楽しみたいときにもオススメの一本です。
プレイグラウンド・バスケットボール
- 原題:Doin’ it in the Park
- 公開年:2014年
- 上映時間:83分
- Filmarksレビュー:3.8/5.0
- 出演者:ジュリアス・アーヴィング、ケニー・スミス
ニューヨークの街でよく見掛けるストリートバスケットボールの風景。街の人々にとって身近なスポーツであり、コートの周辺ではさまざまな人間関係が生まれ、育まれている。そんな自由な形で遊ぶバスケの世界と、奔放なプレイヤーたちの姿に密着する。
ニューヨークのストリートとバスケットボールの密接な関係をリアルに描いたスポーツドキュメンタリーです。
ストリートボーラーとしての矜持、生き様をレジェンドや現役選手のインタービューから紐解いています。
ジュリアス・アービングやケニー・スミスといった誰もが知るNBAプレーヤーだけでなく、ストリートのレジェンドたちも多く登場しているのが堪りません。
トラッシュトークやタフなコンタクト満載のバスケシーンを通して、ストリートの激しさが観ているコチラにも伝わってくる名作です。
春待つ僕ら
- 公開年:2018年
- 上映時間:109分
- Filmarksレビュー:3.4/5.0
- 出演者:土屋太鳳、北村匠海
高校入学を機に"脱ぼっち"を目指す美月だが、何をやっても上手く行かない…。 そんな美月のバイト先に、校内で人気のバスケ男子4人が突然現れ、美月の平凡だった日常をひっかき回す…。
人見知りの女子高生がバスケを通じて少しずつ自分を変えていく青春ラブストーリー。
少女漫画原作というだけあって、いたるところに女子の憧れが詰まった作品です。
土屋太鳳、北村匠海を始めとする豪華キャストが出演していますので、バスケに興味がないという方でも楽しめる映画になっています。
高校生に戻って青春したい、とにかくキュンキュンしたい、という方にオススメの一本です。
走れ!T校バスケット部
- 公開年:2018年
- 上映時間:114分
- Filmarksレビュー:3.4/5.0
- 出演者:志尊淳、佐野勇斗
ひどいイジメをきっかけにバスケの強豪校から転入してきた元エースプレーヤー。強いきずなで結ばれた仲間たちとともに、連戦連敗の雑草チームに奇跡を起こす。
松崎洋原作の同名小説を豪華キャストで実写映画化した作品です。
強豪校でひどいイジメを経験した主人公が、転校先の仲間とともにバスケで立ち向かうという青春サクセスストーリー。
物語自体は結末が分かりそうな内容ですが、しっかり伏線なんかも散りばめられていて最後までハラハラできる展開になっています。
勧善懲悪を絵に描いたような作品なので、スカッとしたい人や元気をもらいたい人にオススメしたい一本です。
Give and Go - ギブ アンド ゴー -

- 公開年:2008年
- 上映時間:69分
- Filmarksレビュー:3.0/5.0
- 出演者:橋本 愛、JUN
怪我が原因でチームを離れたハーフの青年ケニー。バスケット好きで障害を持っている夏希。チームに溶け込めない夏希にケニーは新しいチームを作ろうと提案する。聴覚障害を持つ少女がバケットボールを通じて描く青春ストーリー。
耳が聞こえない不自由を抱える中でも強く生きている少女が、バスケットボールを通して仲間とのキズナを育んでいく物語。
聴覚障害にスポットを当てている作品なので、話すシーンや手話のシーンに全編字幕が入っているのも印象的です。
演技やカメラワークなどツッコミどころも満載ですが、誰しもが持っている悩み・コンプレックスといった「周りとの見えない壁」について改めて考えさせられる作品になっています。
香川県の田舎が舞台ですので、自然豊かな景色を楽しめるのもこの映画の魅力ですね。
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最後に
今回はバスケが題材の名作映画を紹介しました。
気になる映画はありましたか?
洋画中心のセレクトでしたが、どれもバスケ好きなら観ておきたい名作ばかりです。
今回の記事が、映画を選ぶ際の参考になれば幸いです。
バスケやNBAに関連する映画・ドラマをもっと知りたいという方には、こちらの記事もオススメです。
「まとめ」カテゴリーでは他にもNBAに関してまとめた記事を投稿していますので是非覗いてみてください。
*1:作品の配信情報は各動画配信サービスの公式ホームページでご確認下さい。