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リーグの「平均」を知っておけばNBAが100倍よく解る

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画像引用元:https://nba.rakuten.co.jp/ 

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八村塁選手が所属するウィザーズは怪我人が多く、シーズン開幕からイースタンカンファレンスの下位に低迷しています。

特にディフェンスに課題があると言われていて、1試合平均119.1失点と2019-20シーズンNBAの中でも失点がかなり多いチームです。

 

ただNBAを最近見始めた人からすると「1試合平均119.1失点」と言われても、普通のチームと比べてどれくらい良いのか・どれくらい悪いのかイマイチ分りません。

NBAをより楽しむためには、ある程度の基準となる「平均」を知っておくことが重要です。

 

ということで今回の記事ではNBAの様々な平均について紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

押さえておきたいポイント

"NBAの平均"を理解するために押さえておきたいポイントはざっくりとこんな感じです。

  1. 1試合あたりの平均って?
  2. 100ポゼッションあたりの平均って?
  3. 基本的なスタッツの平均は?
  4. その平均に変化はあった?


ではこれらの疑問をしっかりと解決できるように、"NBAの平均"について紹介していきます。

 

 

計算方法

まずは本題に入る前に、今回紹介する平均について簡単な説明をしておきます。

ポイントは「1試合あたり」「100ポゼッションあたり」というワードです。

 

1試合あたり

この記事で紹介するのは「1試合あたり」の平均です。

例えば「1試合あたりの平均得点」なら、全試合の得点を合計して試合数で割るというシンプルな計算から知ることができます。

 

冒頭で紹介したようなウィザーズの失点を他のチームと比べたい場合には、この「1試合あたり」の平均を用いて比較するわけです。

 

 

100ポゼッションあたり

補足ですがスタッツの集計には「1試合あたり」の平均だけでなく「100ポゼッション(攻撃権)あたり」に換算した平均も存在しています。

スタッツを分析する際にはこの「100ポゼッションあたり」を用いることも多いので、試合中の解説などで耳にしたことがあるかもしれません。

 

ざっくり言うと「100ポゼッションあたり」の平均とは、各チームの攻撃回数の違いまで考慮して平均を知ろうという考え方です。

 

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別の記事で「100ポゼッションあたり」の平均について詳しく解説していますので、こちらも合わせてご覧ください。

 

 

 

基本スタッツのリーグ平均

ではここから本題であるNBAリーグ全体の平均を見ていきましょう。

「2018-19シーズンの平均」「過去20年の推移」をそれぞれのスタッツ毎に確認していきます。

 

得点

2018-19シーズンの平均得点:111.2

 

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1試合あたりの平均得点はこの20年で16.4点の上昇がありました。

2000年代には90回ほどだった攻撃回数が100回にまで増加したこと、その攻撃の中でも3Pシュートの割合が格段に増えたことなどが要因に挙げられます。

 

 

 

アシスト

2018-19シーズンの平均アシスト数:24.5

 

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1試合あたりのアシスト数はこの20年で2.8本上昇しました。

アシスト数の増加にも3Pシュートの増加が関わっていると言えそうです。

 

というのもドリブルからのシュートが多い2Pシュートに比べて、3Pシュートは全体の八割近くがパスによって生み出されます

3Pシュートの数が増えることでその分アシスト数の増加にも繋がっているというわけです。

 

 

リバウンド

2018-19シーズンの平均リバウンド数:45.2

  • オフェンスリバウンド:10.3
  • ディフェンスリバウンド:34.8

 

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1試合あたりの合計リバウンド数自体に大きな変化はありませんが、オフェンスリバウンドの割合は減少傾向にあります。

ビッグマンもアウトサイドでポジショニングする機会が増えた現代NBAにおいて、オフェンスリバウンドを取りに行くよりも相手のファストブレークに対応する方が重要になっているということがその一因に挙げられます。

 

 

ティー

2018-19シーズンの平均スティール数:7.5

 

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ターンオーバー

2018-19シーズンの平均ターンオーバー数:14.1

 

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ブロック

2018-19シーズンの平均ブロック数:5.0

 

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ご覧の様に1試合あたりのスティール、ターンオーバー、ブロック数に過去20年間で大きな変化は見られません。

ですが先述の通りこの20年間で1試合あたりの攻撃回数はかなり増えていましたので、100ポゼッションあたりの平均は減少傾向にあると分かります。

 

このように「1試合あたり」のスタッツと「100ポゼッションあたり」のスタッツという存在を何となく頭に入れておくだけでも、今後のNBAを見る際に少し踏み込んで考えることができるかもしれません。

 

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まとめ

では今回紹介したNBAのリーグ平均と、2019年12月26日に行われたウィザーズ対ピストンズの試合結果を比較してみましょう。

 

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ピストンズの得点が大幅に平均を上回っている、つまりウィザーズの失点はかなり多いということがよく分かります。

またウィザーズのアシストが平均よりもかなり少ないことから「ブラッドリー・ビールのアイソレーションが多かったのかな」といったイメージを何となく持つことが出来そうです。

 

 

今回紹介したのはあくまで単純な平均ですが、こういった基準を知っておくことでNBAの感覚をつかむ手がかりになれば幸いです。

 

 

最後に

今回はNBAの「平均」についての紹介を行いましたが、NBAのシュート「確率」について紹介した記事もありますので合わせてご覧ください。

 

 

 

「用語で解るNBAというカテゴリーでは他にもNBAの解説を投稿していますので是非覗いてみてください。

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参考:NBA.com