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NBAとかプロテインとか。

「サラリーキャップ」とは?3つのキーワードから紐解くNBAのお金事情



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この記事を書いている今現在、NBAはオフシーズンです。今では日本人選手や注目のドラフト指名選手が活躍するサマーリーグが全試合見られるので退屈しませんね。

僕たちNBA好きにはオフシーズンにも楽しみが沢山あります。むしろNBAというリーグが大きく変わるのはオフシーズンと言ってもいいかもしれません。なぜならオフシーズンにはリーグ全体に大きな動きがあるからです。

それがFA(フリーエージェント)市場の開幕です。スター選手が移籍したり残留したりと、ファンが一喜一憂するシーズン開幕前のビッグイベントですね。

このFA市場について、SNSでは様々な情報が飛び交います。その中でしばしば目にするのが、サラリーキャップという言葉です。


なんかアレでしょ?給料の...アレでしょ...。といった感じでなんとなく聞き流しがちなやつですね。

ということで今回は、よく聞くけど調べてみてもイマイチ理解しづらいサラリーキャップについて解説していきます。

 

 

 

 

「用語で解るNBA」とは

このブログは知識0からNBAが解るということをテーマにしています。「用語で解るNBA」では単に用語の意味を知るだけでなく、その用語を通じてNBAを理解していくことが目的です。
 

<用語で解るNBA

❌ とりあえず用語の意味を知る
⭕️ 用語を通してNBAを理解する

この記事ではサラリーキャップという用語を詳細にではなくざっくり解説します。その中でもテーマ図解を交えることで納得してNBAを理解できるようになっています。

 

 

押さえておきたいポイント

サラリーキャップを理解するために必要なことは1つのテーマ・3つのキーワードたったこれだけです。

  1. テーマ「NBAは(柔軟に)リーグの戦力を均衡化したい」
  2. サラリーキャップ
  3. ⑵ソフトキャップ
  4. ⑶ラグジュアリータックス

細かいこと抜きにしてこれを理解してればOK。このポイントをしっかりと押さえていれば、単にサラリーキャップという用語の意味だけでなくNBAがもっと楽しめます。では解説していきます。     

 

 

NBAは(柔軟に)リーグの戦力を均衡化したい

このサラリーキャップという制度の背景にはNBAは(柔軟に)リーグの戦力を均衡化したい」というテーマがあります。

「リーグの戦力を均衡化したいという」という一見小難しいテーマには、「毎年おもしろいリーグでありたい」という非常にシンプルな思いが込められています。

想像してみてください。戦力が極端に偏ってしまい、何年もずっと同じチームが上位争いを繰り返すリーグ。「また今年も同じチームがチャンピオン。来年もどうせ...」なんて状況が何年も続くと、ファンとしては観ていて面白くないですよね。サラリーキャップとはそれを資金面から防ぐための制度のひとつです。

サラリーキャップが持つテーマをなんとなく理解したところで、具体的に3つのキーワードからその制度の中身を学んでいきましょう。

サラリーキャップには

NBAは(柔軟に)リーグの戦力を均衡化したい」というテーマがある

 

 

サラリーキャップ

直訳すると"Salary Cap"=”年俸上限”という意味です。

つまりチームが「各選手に払う給料の総額」は「上限決めます」というルールです。

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なぜこんなルールが必要なんでしょうか?
NBAは(柔軟に)リーグの戦力を均衡化したい」からですね。

仮に上限がないとどうなるでしょうか。

資金力のあるチームはスター選手と契約しまくります。スター選手独占します。銀河系軍団の誕生です。前項でも述べたように、リーグ内に戦力の大きな偏りができてしまうことで「毎年おもしろいリーグでありたい」という思いからは外れていきますよね。

そんな状況を資金面から防ぐために、チームが「各選手に払う給料の総額」は「上限決めます」というルールが作られました。

あっと言う間に1個目のキーワード終了です。どんどん行きましょう。

サラリーキャップ

チームが「各選手に払う給料の総額」は「上限決めます」というルール

 

 

ソフトキャップ

NBAは(柔軟に)リーグの戦力を均衡化したい」というテーマの元、サラリーキャップというルールがあるのは分かりました。


実はそのサラリーキャップにも大きく2つ”ハードキャップ”と”ソフトキャップ” があり、NBA”ソフトキャップ”という種類のものを採用しています。

ソフトキャップとは「上限決めます」ただし場合によって「超えてもOK」というルールです。

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これはNBAは(柔軟に)リーグの戦力を均衡化したい」というテーマの(柔軟に)に当たる部分で、場合によってというのは"例外条項"と呼ばれるものです。

NBAでは柔軟にルールを作ったり変更したりするので細かい条項が存在しています。この記事ではバッサリ割愛します。

 

 

なぜNBAがハードキャップではなくソフトキャップという柔軟な方を採用したのか。それはハードキャップを採用した場合に起こる問題を知っておくと理解できます。

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ハードキャップ = 「上限決めます」もちろん「超えるなんて一切許しません」というルールです。ここで起こる問題の一つが有望な若手選手の流出です。ざっくり流れで説明します。

「有望なルーキーが入団」
「ルーキーが活躍」
「次の契約更新では大幅アップも見込める」
「ただ他のスター選手の契約もありサラリーキャップはすでに上限ぎりぎり」
〜〜〜”ハードキャップ”の壁〜〜〜
サラリーキャップに空きのあるチームから高額オファー」
「有望な若手選手が流出」

これにはチームもファンもがっかり。確かにきっちりとリーグの戦力は均衡していきますが「毎年おもしろいリーグでありたい」という思いには反してしまいます。

このような事態を避けるために、NBAではソフトキャップを採用して「上限決めます」ただし場合によって「超えてもOK」という柔軟なルールにしてるんですね。

ソフトキャップとは

「上限決めます」ただし場合によって「超えてもOK」という柔軟なルール

 

 

ラグジュアリータックス

さてあっという間に最後のキーワードです。

NBAはソフトキャップという柔軟なルールのおかげで、定めれた上限を場合によって「超えてもOK」ということが分かりました。この柔軟なルールが許されている代わりに別の決まりがあります。

それが”ラグジュアリータックス”です。
直訳すると"Luxury tax"=「贅沢税」ですね。

これは「超えてもOK」でもある程度超えたら「税金払いなさい」というルールです。

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税金って、そのお金でNBAが儲かるだけ?そういうわけでもないんです。

そもそも税金を払うだけでも大きな出費ですが、さらにこのお金はその他のチームにも分配されていきます。
つまりタックスラインまで到達したチームは「他のチームよりいっぱい給料を払う」+「たっぷり税金取られる」+「そのお金は他のチームに分配される」という状況に。これによって資金力差を埋めているんです。*1


これもNBAは(柔軟に)リーグの戦力均衡化したい」というテーマに繋がっていますね。

このように柔軟なソフトキャップを採用する代わりに、ある一定のラインを越えると税金がかかるルール、それがラグジュアリータックスです。*2

ラグジュアリータックスとは

「超えてもOKです」でもある程度超えたら「税金払いなさい」というルール

 

 

まとめ

ここまでサラリーキャップを1つのテーマと3つのキーワードから紐解いてきました。なんとなく理解できましたでしょうか?この記事を通してNBAをもっと楽しんでもえたら幸いです。

 

 

それではポイントをまとめてサラリーキャップをおさらいしましょう。

  1. NBAは(柔軟に)リーグの戦力を均衡化したい」というテーマのもと
  2. チームが「各選手に払う給料の総額」「上限決めます」(サラリーキャップ
  3. ただし場合によって「超えてもOK」(ソフトキャップ)
  4. でもある程度超えたら「税金払いなさい」(ラグジュアリータックス)


以上がサラリーキャップというルールでした。それぞれのキーワードはバラバラに存在しているのではなく、その背景にあるテーマを踏まえて理解することでNBAというリーグが持つ考えが解ってもらえたと思います。

 

 

最後に

「用語で解るNBAというカテゴリーでは他にもNBAの解説を投稿しておりますので是非覗いてみてください。

「用語で解るNBA」 カテゴリーの記事一覧

 

 

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*1:ラグジュアリータックスは、タックスラインを超えれば超えるほど税金が増え、何年も継続しているとさらに跳ね上がるという仕組み

*2:ある一定のライン=”タックスライン”